ゼノブレイドクロス DE のプレイ時間が、凡そ450時間となった。


WiiU版は未プレイで、2025年3月20日からのカウントだ。


〝これだけやっていれば余程ミラの事を知っているに違いない〟と思われる向きもあるかもしれないが、特に重要な〝バトルシステム〟については、実は本当によく分かって居ない…。



とにかく解説動画やサイトを見ていれば何となく方向だけは分かるもので、プレイヤーレベルがカンストして高レベルなデバイスが作れる様になると、何だか分かったつもり、くらいでどうにか熟せて行ったりするのだ。


これだけ複雑なシステムでもあるゲームなだけに、私の様なちゃらりんぽらりんでもそこそこ遊べてしまうのが一周回って凄いなと思う…。



ゼノブレイドクロス DE は決してアクション要素が強いゲームではないが、一般的なRPGであればダメージの出し方や効率の良い攻撃の繋げ方などいちいち考える必要も無い。


レベルを上げて高価な武器・防具を装備すれば押し通る事が出来るからだ。


もちろん ゼノブレイドクロス DE がその枠を超えているとは言えない。


ただ、バトルやビルドを楽しむ段階ともなれば、システムをより理解して立ち回りやタイミングも含めた全体像を把握していないと、私の様になる。



理解度によってその視野が決まるのは当然で、見えないところからのインスピレーションは生まれない。


開戦から勝利までの段取りが描けない様であれば、本当の意味での勝ち筋を辿ったとは言えない。


何となく勝ちに繋がった後に、〝勝利〟以上の喜びを味わう事がなく、〝倒して終わり〟のやり潰しゲームになってしまう。



いや、それでは勿体無さ過ぎる。


こんな私でも感じるこのゲームの奥深さは、使い古された言葉だけでは表し切れないものだとも感じている。


〝クリアー〟や〝やり込み〟を超えた〝開拓〟や〝分析〟の域に居るプレイヤー達は、よりその意欲の湧く源泉に触れている筈だ。


それも〝知るべき事〟や〝理解すべき事〟をしっかりと咀嚼しているからこそ分かる味であって、眺めているだけでは本当の意味では分かり知れないものなのだろう。



誰よりもミラの地理に詳しくなることも、ストーリーを完全に把握し切ることも、それ自体がこのゲームを楽しみ尽くした一つの到達点の証明であろうから、それも個人的には至高の満足感を生むものだろう。


だが私が自問の中で辿り着いたのは、とても残念な感情の塊だった。



ここで敢えて私は初心に戻ってシステムを学び、本当の意味での戦闘やビルド構築の楽しさを味わってみたいと思う。


基礎を疎かにしては積み上がるものも積み上がらないだろうから。



と言う訳で次からは、悪く言えば〝中途半端〟で良く言えば〝オールマイティ〟な過不足の少ないビルドを考えてみたいと思う。


闘い凌いでOCGに持ち込み、使えないアーツなど無くて、目先の特効に頼らない型。


ある意味順当にストーリーを歩んで来た人なら当たり前に思い浮かぶ様な型を。