玄人向けと言われる〝スリープ〟戦法。
スリープ戦法について少し調べてみたが、巷であまり使われていない(お目にかかる機会が少ない)理由は、〝寝かせてタコ殴りにするだけで面白くない〟となりそうなところだが、実は主力となるナイフでの火力が上げづらいとか、敵のレジストを突破してスリープ状態にするのが難しいからとか、スリープが効かない敵をどうするか、と言う課題のせいではないかと思った。
だが実際には、自身のレベルが充分に上がってさえいれば殆どの敵はスリープ状態に出来る。
でも、ダダーンやルガルパンダには効かない…となると使う人減るかな…w
でも、90%以上の敵(オーバードの9割強)に効くなら充分有効だと言えそうだ。
【スリープ戦法の特徴と注意点】
⚫︎ナイフのアーツ〝スクリーマー〟によって付与する状態異常〝スリープ〟。
⚫︎〝スリープ〟は重ね掛け、スキル〝スリープタイム〟で状態異常時間が延長される。
⚫︎〝スリープ〟の解除防止策(デバイス〝ソフトタッチ〟やスキル〝ブリーズショット〟〝フェザータッチ〟)が必要(パーティ全員)。
⚫︎〝スリープ〟は崩し・転倒・吹き飛び、及び部位破壊で解除されるが、スタンでは解除されないので、フィジカルな状態異常攻撃や破壊可能部位をターゲティングした攻撃を行わない様にする(パーツクラッシャーは使えない)。
⚫︎〝スリープ〟は、〝レグリー種〟を除いた自身よりもレベルの低い敵(オーバード含む)に効き易い。
⚫︎〝スリープ〟のランクは状態異常の命中率に影響する。
⚫︎〝スリープ〟になるかどうかは、〝潜在力〟や〝格闘命中〟に影響しないが、攻撃自体がヒットしたかどうかは格闘命中に依存するので、攻撃ミスは〝スリープ〟判定されない。
⚫︎〝スリープ〟の重ね掛けにより、状態異常ランクが上がる場合がある。
⚫︎〝スリープ〟の継続は、同ランク以上の〝スリープ〟(状態異常)が必要。
⚫︎〝ソフトタッチ〟の合計値は100%でないと効果が格段に落ちる。
⚫︎〝ガード〟状態の敵にほぼ〝スリープ〟は無効。
⚫︎〝スリープ〟状態でもスパイクダメージは有効。
⚫︎〝電磁嵐〟は〝スリープ〟を解除する。
【抵抗値の高い敵への対策】
⚫︎〝ソウルボイス〟でレジストを無効化し、弱体アーツのレベルを上げる(確実性からこれが主体)。
⚫︎OCGのカウントを上げる(MAXなら弱体抵抗値を100%無視)
⚫︎デバイス〝レジストダウナー〟やスキル〝アナライザー〟〝ディープファング〟を使用する(数値分の弱体抵抗値を無視出来る)。
味方の装備やアーツセットとソウルボイスの運用を考えると、スリープ戦法のハードルは高い。
だが自身のレベルを上げて、今作の〝クイックリキャスト〟を運用することで、〝スリープ〟の付与や継続は易しくなると思われる。
逆に課題となるのは、〝与ダメージをどう稼ぐか〟となるかも知れない。
だが、〝ナイフ〟〝デュアルガン〟の武器構成で達成可能とも思われるし、可能性の見出せる戦法だと感じる。
〝インサイドブレーカー〟はどのみち使えないので、スキルは〝スリープ〟の解除防止や継続に割り切るのもテだろう。
それをデバイスで補助しつつ、与ダメージを上げる事が出来れば、〝ナイフ〟を主体に戦える様に出来ると思う。
幸い〝ナイフ〟には攻撃面でも有効な非テンションアーツも有る。
〝ノワールカウント〟は、デバフ分だけダメージが乗るので、〝炎熱〟〝電撃〟の付与も活きる。
〝格闘+炎熱〟を使った場合、スキルの〝バトルフィールド〟で〝ノワールカウント〟のクリティカルを必中にさせられる。
これで、〝スリープ〟がどうしても効かない敵を倒す事ができれば、〝スリープ戦法〟の完成系とも言えそうなのだが、あの赤錆持ちにナイフで挑むと思うだけで冷や汗が滴るw