THE NEXT GENERATION パトレイバー 首都決戦 | Happy-Gate

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半径5mのライフログです。

言わずと知れたSFアニメ「パトレイバー」の実写映画。
アニメシリーズの押井守が総監督を務めた。

オムニバスのミニシリーズが7本あってからの長編なので、この映画単体では面白がれない。良くできてるね。

映画のストーリーは、まんまアニメ劇場版の2作目。

ただ犯人の動機も、真犯人の正体も、一切語られないのは、パトレイバーらしいけど。

ぼくは映画を鑑賞前にノベライズの小説を読んでいたので、面白がれたけど、この映画だけを見た人はつまらなかっただろうなぁ。

本編では、自衛隊内部のゴタゴタや、疑心暗鬼で、防衛体制が崩れていく過程が描かれていなかったので、軍事スリラーの緊迫感に欠けた。

本編では冒頭でレインボーブリッジが破壊されただけで、特段、市民生活に支障は来されていなかったので、ハラハラしなかった。

お話の展開で言うと、レイバー隊が警察の最後の砦になる必然が欲しかった。

例えば、アニメ版の劇場2作では、パート1では台風が上陸する前に、レイバー暴走の原因である「物」を破壊しないといけないというリミットが設けられていたり、パート2では戒厳状態となった東京を再占領しようとするアメリカの介入を阻止するために、独立愚連隊状態の特車二課が出撃するという展開だった。

今回は劇場版第2作目とストーリー的に続きとなっていたので、因縁話でも良かったと思う。
柘植征人のシンパの生き残りが、個人的怨みで特車二課の復讐する為に決起したという展開。

パトレイバーという作品では、人死には御法度で、激しい銃撃戦や爆破でも、直接的な映像がなかったのも残念だった。

昨今の映画ではTV放映を考慮してか、血なまぐさいシーンはダメだし、警察官の制服を着ている人を殺すシーンもダメなんだそうだ。

だが何よりもアニメの前2作の劇場版と同じシーンの羅列になっていたのが残念だった。

アニメの忠実な実写化であり、苦労しただろうなぁとは思うけど、似たような画面であって、驚きも何もなかった。

だってファンとしては前に似たような絵は見たことあるんだもの。

なんか残念だった。

日本で軍事アクションスリラーは難しいね。