《テレビで話せなかった激ヤバ情報暴露します》 | Happy-Gate

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半径5mのライフログです。

本当に酷い本です。っていうか商品としてのレベルになってません。
《テレビで話せなかった激ヤバ情報暴露します》という山口敏太郎と北芝健の対談本です。
いつもなら北芝という人間が関わっているというだけで、そんな本は買わないのですが、対談相手が山口敏太郎なので一定の水準はクリアしているだろうと買ってしまったのでした。
立ち読みが出来ないネット書店の罠ですね。
北芝という人が警視庁の警官だったことは間違いないのでしょうが、たぶん経歴含めて全部でたらめでしょう。
国松元長官と仲良くて、菅官房長官の食事会に呼ばれて、元公安の外事にいて、元捜査一課の刑事で、元マル暴刑事で、バックパッカーで世界中放浪して、元GHQの高官と学生時代に知り合い、CIAの在日エージェントと知り合いで、北朝鮮のエージェントとストリートファイトして、小平学校の講師をして、伝説のスリに小学生の時にスカウトされたことがあって、幸福の科学の大川隆法のセキュリティ担当で。。。
そりゃこんな与太話、TVじゃ話せないよと、思わず突っ込んでしまったくらい。
一回でも名刺交換したら、友人になるのでしょうかね?

経歴が眉唾なら語られている内容酷い。
特に故人の名誉を著しく傷つける箇所があったので、これもTVで話したらヤバイだろう。第2のスマイリーキクチ事件になるなと。
そもそも北芝健がTVを干されてしまったのは、スマイリーキクチ事件で、書類送検されたからだ。
北芝健が著書の中で、コンクリート殺人の一味の中にお笑い芸人をやっている奴がいると書いたことが発端だった。
そんな過去があるにもかかわらず、今回も匿名ではあるが、すぐに特定できる書き方で、亡くなった女性タレントの覚醒剤使用について語っているのだ。
しかも、それは生前本人から聴いたというていで語られている。
確たる証拠を挙げるでもなく、番組で共演した時にそう聴いたと。
もう故人であるので確認しようがないし、死者には名誉権はないので言いたい放題だが、人としてどうなのか?と問いたい。

また日航機墜落については、運輸省の事故調査報告書にあるように、大阪での尻餅事故で圧力隔壁の不完全な修理により、垂直尾翼が吹っ飛んでしまい、操縦系の油圧システムが壊れ、操縦不能になったのが事実だ。北芝はこの本の中で国内に潜伏している北朝鮮のエージェントが撃墜させたのではないかという。国内のヤクザ組織などが持っている武装なら出来るとして、RPGを例に挙げているが。。。小平学校で教えている軍事にも通じている北芝さんは、対戦車ロケットで7200m上空のジェット機を撃ち落とせるとでも思っているんでしょうかね?
確かに墜落後の対応に関しては疑問点が多い。墜落直後に横田へ向かうC130輸送機が操縦不能状態の123便を追跡して墜落地点を特定し、横田と厚木から航空救難隊が出動したというのに、救出活動が日本政府の要請でストップしたという。ところが、この要請は何処の、誰が要請したか、日米両方の政府がわからないとしている点が謎であり、アメリカのナショナルジオグラフィックチャンネルでも取り上げられていた。
また生存者たちの話によると、事故直後に救助の人間が来たというのだが・・・。

さらに世田谷一家殺人についてはデタラメであると警視庁からお墨付きをもらった迷著「世田谷一家殺人事件―侵入者たちの告白」からの内容と、未解決事件の犯人何故かたどり着いちゃう一橋文哉の新潮45での連載を混ぜた感じ。

突っ込んでたらきりがない内容。
ラストはダメなネトウヨの妄想左翼バッシング。
いつ左翼がお花畑思想の非暴力の集団になったの?極左暴力集団って言葉、元公安刑事なら知っているだろ?

こんなデタラメな本が1500円もするなんてな。