時折、冷たい強い風が吹いていた。風を避けて、物陰に隠れた日向は、暖かかった。
風に吹かれながら、庭の木を切っていたら、いつの間にか手元すら見えなくなっていた。
今日は、あの阪神大震災から20年。
震災当時の記憶はとても曖昧で、いま思い出そうとしても、難しい。
バブル崩壊後の惰性の中、弛緩しきった世相が、いっきに変わった。
まさに天災は忘れたころにやってくるだ。
改めて、天災つまり自然災害への備えは、心がけておかないと。
そう思いつつ、備蓄の水を飲んでしまうのであった。