
半年くらい前に気が付いたのだが、葉っぱが茶色くなっていて、風が吹くとその変色した葉が飛んでいく感じだ。
気が付いたのが冬という事もあり、春を待つ事にした。
もしかしたら、また新しい芽が出てくるかも知れないと。
春になり、結局、新しい芽は出てこなかったので、枯れたと判断した。
しばらくそのままにしていたのだが、ふと枝に触れると、簡単にポキッと折れてしまう様になっていた。
もしかしたら幹もヤバイかも!?
台風などの強風や大雪が降ったりしたら、幹から折れるかも知れない。
その場合、自分の家だけでなく近所にも迷惑をかけてしまう事になりかねない。
そこで、伐採することにした。
高さは2階のベランダくらいの高さで、太さは約30センチ。
細い木なので、自分でやってみた。
まず枯葉のついた枝を剪定するところからスタート。
これが一苦労した。
枝切りハサミが葉に擦っただけで、細かいイガイガの葉が風に舞って、僕の方に飛んできてしまった。
細かい葉っぱなので、襟首から服の下に入ってしまい、チクチクして不快になった。
枝を切り終えたら、いよいよ幹を切る。
だいたいの長さで120センチくらいで切る事にした。
これは切り落とした後、自分で持てる重さと、取り回し安さを考えての事だ。
ロープを少しだけ残した枝に引っかけて、ベランダの手すりに固定。
これは切り終えた時、下に落下させないためと、隣接地の木であるので、万一の時、お隣さんに被害を与えないためだ。
そして、高枝切りばさみの先端につけたノコギリで切り始めた。
幹は思ったよりも柔らかく軽く動かすだけで、ノコギリが進んだ。
だんだんとヒノキ特有の良い香りしてきた。
休み休み10分少々で第一段は完了。
ヒモをかけていて正解だった。
落とさない様に枝を持っていたんだが切ったと同時に抑えていた枝が折れてしまい、下に落ちそうになった。
ヒモで宙ぶらりんとなったから、なんの問題もなかったが、あぶなかった。

次に、第2段。
今度はハシゴを使って切る。
地上高3mくらいの部分を切る。
このときはリョービの電気ノコギリを使った。
取説には伐採につかうなと書いてあった気がしたが問題ないと思った。
さすがに電ノコだと早い!
あっという間に切れた。
切ってると、途中、手応えが消えた部分があった。どうも芯の部分が腐っていて、一部空洞化している様だった。
伐採はいい判断だったと思う。
さらに高さ約1.5mくらいのところで切った。
本当はもっと下の地上付近から切りたかったのだが、電ノコの刃が短く、そうなると手動で切るしかない。それは面倒くさいので、電ノコの刃がギリギリ届くところを切る事にした。
もともと安全の為に伐採することにしたのだから、これで十分だ。
電ノコの刃を幹に対して真横から入れた。
モーターの振動でノコギリがどんどん幹に吸いこまれていった。
入れてすぐ手応えらしきモノが消えた。
刃は幹の中心付近にさしかかっていた。
これは空洞になってると直感で思った。

切り終えて切断面を見てみると、中心部が腐っていた。
さらによく見てみると腐った幹の中心から黒い小さな蟻がウジャウジャと出てきた。
どうやら蟻の巣になっていたみたいだ。
ネットで調べてみると、何らかの病気で腐った木の部位から蟻は侵入して、巣にしてしまう。
蟻が木を腐らせるわけでないという事だが。。。
もっと早く手を打っていれば枯れずに済んだかも知れない。
切り落とした幹を調べてみると、かなりの高さまで蟻がいたと思われる。




だいたい3mくらいまで蟻の浸食は来ていた。
朽ちて折れるのは時間の問題だった。危ないところだった。
それからリョービの電気ノコギリの性能凄いって感心した。