月初めが日曜日だったからか、それとも僕の意識が低いからか、今年は防災訓練的なアレがあまり話題になっていないような。
今年は、関東大震災から90年の節目の年。
NHKでは、映像資料を発掘してきて、震災直後の様子を流したり、震災に遭われた人の証言を集めたりして、特集番組を流していた。
震災直後は戒厳令が発せられ、自由に出歩くことができなかったらしく、映像資料が乏しかったのだが、そんな状況でも隠し撮りする人は当時もいて、外国人が動画で記録を残していた。
震災の話は、祖母からよく聞かされていたけど、主観的なフィルターを通さないで映された東京の映像。
まさに茫然自失状態で、為す術もなく火事を観ている人々や、破壊された町並み。皇居を埋め尽くす群衆。
これが関東大震災だったのかと初めて実感できた。
そして、TVで初めて知ったのだが、関東大震災はその18年前に、予想された地震だったらしい。
起こると分かっていた地震でも、結局、防災という意識が低いために、人的被害が広がってしまったのだ。
東日本大震災が起こって3年。
東京だと、いまではその記憶が薄くなりつつある。
あれだけの惨事であっても、人々は忘れてしまう。
あのとき、東京は揺れてという点においては、なんの被害も起きてはなかった。
だが、それでも人々はパニックになった。
防災意識が瞬間的に高まったが、いまはどうだろう?
水や食料の備蓄は十分か?
燃料やガスはどうか?
地域の避難場所はちゃんと把握しているのか?
家族の緊急連絡先はわかっているのか?
地震の時、どう行動すべきか、ちゃんと考えないといけない。