シロメ | Happy-Gate

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半径5mのライフログです。

 いまポストAKBの筆頭として注目されている「ももいろクローバーZ」が、まだ「ももいろクローバー」だった時に製作せれた映画。
 いわゆるフェイクドキュメンタリーの方法で作られたホラーテイストなアイドル紹介VTRでした。
 「普通に、密着ドキュメントでやればいいのに・・・」というのが、正直な感想です。

 一般上映を前提にした映画として、お客に見せていいレベルの作品になってないですよ。
 たぶん、2年前にこの映画を見たら、ボロカスにレビューを書いたと思う。
 それくらい「ももクロ」ファンに向けた、ファンムービーでしかないんです。
 レッスンシーンからパジャマでおジャマな合宿シーン、心霊スポットを探検中口ずさむ歌。ラストのライブシーンと、ファンなら興味深いだろうけど、彼女たちの存在を知らない人からしたら、見るに堪えないと感じたでしょうね。
 つまり、ももクロちゃんたちに、ドッキリを仕掛けているのをメタな視点で見ている映画なんです。
 彼女たちがびっくりしたり、泣いたり、喚いたり、笑ったりといった生っぽい感情を楽しむ作品なんですね。
 
 それでも、この手のフェイクドキュメンタリーとしてよかった点もちらほらありました。
 まず彼女たちを脅す怪談師の人が、「シロメ」にまつわる怪談をしたあと、新聞の切り抜きをだして、この20年に6人死んでいるとやったり、怪談中に気持ち悪くなってゲロをももクロちゃんたちの前で吐いたりは、良かった。リアリティがあって。
 
 残念だったのは、そんなリアリティある演出なのに、ももクロちゃんたちだけしかリアクションがないってことです。
 人が倒れたら、裏方たちも、もっとパニックになるだろう?
 マネージャーさんがなかなか好演してましたが。

 あとお蔵入りしたTV番組という設定なのだから、画質の変化を大げさにつけたほうが良かったですね。
 どうせならキャプションもバンバン入れたりして、本番カメラと密着カメラの撮し分けがあったほうが、緩急がきいたでしょう。

 あとCGの問題ですが、画面の歪みとか、火の玉とか、シロメ様とかいいんだけど、デジタル機器の画面の歪みって、ブロックノイズだよね?
 BSにしろ、CSにしろ地上波より早くデジタル放送だったわけだから。
 だから、あのCGは変な違和感を覚えました。
 
 劇中、ももクロちゃんたちは、シロメ様の呪いによって、人気に火がついたとなっています。
 そのシロメ様に憑依された早見あかりが、この映画の数カ月後に、ももクロを脱退したというのは、なかなか感慨深いものがあります。