探偵はBARにいる | Happy-Gate

Happy-Gate

半径5mのライフログです。

東直己原作小説を大泉洋、松田龍平主演で映画化。

北海道札幌ススキノで探偵業をしている『俺』のところへ、見知らぬ女から依頼がくる。それはとても簡単な依頼のはずだった。。。

こんな感じで始まるハードボイルド作品。

見ていて、とても懐かしい感じがした。
90年代初頭まで、TVドラマで普通に観れた一連のセントラルアーツ作品みたいで。

古臭い感じもするけど、懐かしいし、僕たち世代にはグッと来る。

アクション、コメディ、たまにエロ。最後は泣かせもあって、まさにエンターテイメント!

確かにスモールバジェットの映画なんだけど、キャラクターの造形とお約束満載のストーリーの見事さで、楽しんじゃいました。

ハードボイルド作品は、街を描く。ススキノを舞台にした時点で、半分、成功していたものだ。
もう東京の繁華街は手垢まみれになってる。
大阪も然り。

だからススキノは、とても新鮮に見えた。

地方都市を舞台にしたことで、東京なんかのメガシティでは希薄になってしまった人間の結びつきを、ほどいていく、伝統的な探偵が活躍できる素地ができた。
東京や大阪だったら、鼻に付いてしまったかもしれない。

大都市でありながら、拓銀の破綻などで経済的疲弊がモロに現れている街。
そんな街で生きている人間たちのリアルさが、このありきたりなお話に説得力をあたえていたのだろう。

それからアクションシーン。
大泉洋も、松田龍平も動きが綺麗だった。
華麗すぎず、かと言って泥臭すぎないアクション。

まぁアクションに必然性があればいいんだけど。

車は、光岡自動車のビュート。これもいい味出してた。
探偵の車は、こだわりがないとね。

作者のこだわりと美学と、美女で描かれるそんな古典的ハードボイルド。

どうやら続編も作られるらしい。
でも、できればTVドラマで見たいな。無理かな?