フジテレビ火曜九時の7月期ドラマ。
主演は堺雅人。
神奈川県警捜査1課伊達警部は、仏の伊達さんと呼ばれる男。しかし、裏の顔は法で裁けない人間を自ら裁くJOKERだった!
てっきりアメリカドラマ『デクスター』のパクリかと思ったけど、どちらかというと『必殺仕事人』とかですかね。
一頃、Vシネとかにあった処刑警察ものとか、ハングマンシリーズとかに近いな。
だから、どうしてもB級感がぬぐえない。
法で裁けないというのではなく、権力で罰から逃れた人間なんだけど、その殺しに至るまでの展開が幼稚で、粗暴な正義感というのが、このあとの展開を残念な方向に向かわせてる気がする。
正義感で、人を殺しちゃ駄目だよ。
ちんぷ。
もっとも作中では、殺人シーンはないので、もしかしたら作中のりょう演じるライターの片桐がいうように神隠しに遭いどこか離島に秘密刑務所みたいな施設があって、そこで罰を受けているだけかも知れないけどさ。
やっぱそういう幼稚な正義感ではなくて、もっと個人的な理由で人殺しをしてほしかった。たとえば、お金であるとか、快楽殺人だとか。
結果的に悪い奴は倒されたけど、でもそれは正義なのか?と、視聴者に考えさせる展開が欲しかった。
これだと、痛快娯楽活劇。
弱者のフラストレーションのはけ口にしかならないじゃん。
第一話わかりやすく悪人が設定されたけど、むしろ殺さなきゃいけないのは、あの少年じゃなくて、検察幹部というお父さんじゃない?
ダークヒーローは、お父さんを殺して、庇護者を失った彼は逮捕され、罰を受けるという展開の方がよかった。
法で裁けない人間を、主人公が裁くていう展開には、どうしても無理があるし、もしえん罪だったらとか、39条の人間だったりとか、小学生が殺したとか、どうするんですかね。
やっぱ単純に『デクスター』のように、快楽殺人者で良いんじゃない?
日本だとせっかくいい素材を集めても、あんな感じになっちゃうのかな。
それともフジテレビだからか?