スノーボードハーフパイプの選手である国母某が服装問題で話題になった。今回、話題になるまで、某の存在は知らなかったのだけど、今回で2回目のオリンピック出場だそうだから、その筋では名の通った選手なのでしょう。
いい年をした日本代表が、世界注視の中で田舎の中学生のような、だらしない格好をしただけのこと。たいした問題じゃなかった。
田舎の不良が、調子に乗りすぎた感じもするが、その時点ではその程度のことだったのだ。
田舎の不良が、調子に乗りすぎた感じもするが、その時点ではその程度のことだったのだ。
世間の怒りに火をつけてしまったのは、その後の会見の態度だった。
露骨に不満であることを表すように舌打ちして、「反省してまーす」とのたまってしまった。
彼にとっては、目の前にいる人間(記者)に対しての挑発だったかもしれないが、カメラを通じて報道されたときから、視聴者に対する挑発になり、おおごとになってしまった。
意地の悪い大人たちは、繰り返しニュース、ワイドショーで、良心的視聴者に対し、扇情的に報道する。まさに「破線のマリス」状態。
理性より、感情論が先立つ事態になってしまった。
理性より、感情論が先立つ事態になってしまった。
結局、何者かの大岡裁きによって、うやむやの決着になったのだが。
確かに、彼のスーツの着こなしは問題だった。
低偏差値の高校や中学校の不良によく見られる格好だった。ああいう着崩し方をする人間は、最近は見なくなったが、確かに目を背けたくなる格好だった。
ちゃんとした人間に見せるために、せっかくスーツを作ったのに、あの着こなしはその意味をなくすことになる。
学生なら、その意味を理解せず、着崩すことに意味を見いだそうとしているんだろうと、納得できる。
学生なら、その意味を理解せず、着崩すことに意味を見いだそうとしているんだろうと、納得できる。
だが、彼はもう大人であり、プロを自称していた。
自分が公の人間であることを自覚しなければいけなかったのだ。
それができなかったのは問題だし、情けないのだが、もっと情けなかったのは、その後、事態の収拾を図る意味で、橋本聖子団長と一緒に望んだ会見だった。
団長に付き添われての会見。まるで修学旅行ではしゃぎすぎて、トラブルをしでかした生徒のようだった。
「修学旅行なんてかったるい」と、さんざん周りに吹聴して、渋々というテイでやってきて、校則違反の着崩した格好で歩いていたら、たまたまPTAのうるさ方に見つかり、教育委員会に抗議が。そこから引率の先生に「どうなってるんだ!」と怒りの矛先が向かった。その引率の先生はとりあえず頭を下げとけと、PTAのうるさ方へ謝りに行ったが、なんと本人が余計に怒らす態度をとってしまった。ついには強制送還だと教育委員会が言ってくることに。それを聞いて、生徒は完全に意気消沈。それを見た校長先生が、PTAと教育委員会の間に入って、「自分が責任をとるから修学旅行に行かせてやって」と頭を下げて、PTAのうるさ方も納得。生徒も「別に修学旅行なんて行かなくてもいい」と言っていたのに、本当はとっても行きたかったので、自分も頭を下げて反省。
これじゃ悪ぶっていただけのヘタレだよ。
彼は、オリンピック出場を辞退すべきだった。
世間を挑発したくらいだから、腕にも自信があるのだろう。
大学も辞めて、本当のプロボーダーになるべきだった。
たとえ今のスポンサーがいなくなっても。
たとえ今のスポンサーがいなくなっても。
それが筋を通すと言うことだ。筋を通す姿に感銘を受け、誰かがスポンサーになってくれただろう。
しかし、あんな醜態をさらしてしまっては、プロボーダーとしての商品価値がない。
競技の結果も、入賞こそしたが、メダルには全く手が届かない有様だった。
今回のことから得られた教訓は、「筋を通せないなら、最初からいきがるな!」
あと「反省してないのに、反省してまーすと言ってはいけない」かな?