その昔、「FSS」連載する前に、永野護は月刊ニュータイプ誌上で「FOOL for THE CITY」という作品を連載していた。
当時、自分は小学生で、余りよく覚えていないのだけど、この作品は好きだった。
ストーリーを簡単に紹介すると、ロックが禁止された世界で、音楽で世界を変えようとする連中の話。
それに洋楽はおろか邦楽だって、ちゃんと聞いていなかった子供だったからね。
で、漫画を読むたびに、ずうーーと頭の中で、一度も聞いたことのない『FOOL FOR THE CITY』を思い描くんだけど、どうもシックリこない。
でもなんかすげーかっこいい曲なんだろうなぁって、想像してた。
単行本の巻末に解説がついてるんだけど、ドライブ感の強い、思い切りストレートなロックだと来たもんだ。
単行本の巻末に解説がついてるんだけど、ドライブ感の強い、思い切りストレートなロックだと来たもんだ。
作中で、登場人物が「こんな曲なんだ。ジャカジャーン、ジャッジャ、ジャジャジャジャ。そんで"町へ行こうぜ!"って言ってるようなんだけど・・・」とこの曲を語るシーンがあって、ハードロックなのかと思ってた。
いまの時代はいいね。近所のレンタルにもないのに、ネットで簡単に探せて、手に入る。
20年越しに、ようやく聞けたその曲は、まさにドライブ感のある曲で、ギターでジャカジャーン、ジャッジャ、ジャジャジャジャだった。
やっぱ30年以上も前の曲だけに、古さを感じるよね。
やっぱ30年以上も前の曲だけに、古さを感じるよね。
でも、永野護が、この曲をモチーフに作品を作ったわけが、何となく分かる気がした。
FOOL FOR THE CITY!って、繰り返すシンプルな歌詞。
田舎モンが都会を夢見て出てくる。何かいいことがありそうだと、そういう純粋な想いが、都会で踏みにじられるけど、それでも都会を諦められない。
これはドラマになると思うね。
FOOL FOR THE CITY!って、繰り返すシンプルな歌詞。
田舎モンが都会を夢見て出てくる。何かいいことがありそうだと、そういう純粋な想いが、都会で踏みにじられるけど、それでも都会を諦められない。
これはドラマになると思うね。
曲を聴いてみると、そんなに悪い曲じゃないのに、なぜこの曲をモチーフにした作品が、この漫画だけなんだか・・・。