スカイクロラ | Happy-Gate

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半径5mのライフログです。

 今年、押井守で映画化されるというので、早速読みました。

 森博嗣(もりひろし)原作の小説で、中公文庫のやつです。

 読んだ感想ですが、まるで海外小説の翻訳した奴みたいです。
 チャプターごとにサリンジャーの一節が挿入されるのも、そういう感じをさせるのでしょうね。

 村上春樹とかにも似ているような気がします。
 あの回りくどい台詞回しも、情景描写とか。感情の起伏がない、淡々とした感じがします。


 設定は、ファンタジーっぽいです。
 いつまでも若いままの姿で、けがや病気にならなければ死ねないキルドレと呼ばれる主人公が、
パイロットで、何かと戦争している世界。
 しかも、その戦争は、どこかの企業同士が、文字通り戦っている。

 何となく場末のにおいが漂う基地の街。
 レシプロの戦闘機。

 まるで60年代のアメリカとか、そんな雰囲気。
 ドライブイン、ミートパイ、コーヒー、ダンスパーティ、ボーリング・・・何とも懐かしい感じ。

 てっきり戦闘機ものかと思っていたけど、あまり空中戦の描写はなかった。まぁ、文字で書かれても、凄いなぁとは思わないから良いのだけどね。

 結局、自分探しの物語であり、ループ構造になっている。
 肝心なことは、一切書かれていないし。

 ラノベっぽい感じで、純文学作品。
 
 ほかのシリーズも読んだ方が良いのかな?