ヤクチュウ | Happy-Gate

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半径5mのライフログです。

今日もまた芸能人による薬物使用の逮捕のニュースがあった。

確かに、現在の法制度上、薬物使用も単純所持も違法であり、
犯罪ではあるが、別に誰か被害者がいるわけでもないのだし、
やりたいヤツは勝手にやって、自滅すればいいだけの話なのだが。


ただ気に入らないのは、こういう末端の消費者を捕まえたぐらいで、
司法関係者の手柄になってしまう点だ。

大体、この手の薬物中毒者は、自身を犯罪者だとは思っていない。
それ故に、警察に対する備えがまったくなく、簡単に言えば、
油断しているので、無能なバカ警官でも簡単に捕まえることができる。

さらに言えば、薬物の影響で、そういった警戒心も消えているので、
警察サイドから言えば、カモネギ状態なのだ。


しかし、そんな単純所持、使用であっても、わが国の法律によれば、
重罪であり、警官にとっては、美味しい手柄なのだ。


だが、本当のワルは、こういった一般人に薬物を供給する組織なり、売人
なりのプロの犯罪者たちだ。


彼らは、巧妙で、警察より頭がよく、決して尻尾を掴ませない。

末端の使い走りが捕まったとしても、何の損害も受けずにすむ。


それゆえ、苦労して捜査に漕ぎ着けても、トカゲのしっぽ切りでおしまいになる。


本来、薬物犯罪は、この供給源を叩けば、新たな使用者が増えることはない。
まして、大麻に関しては合法な国もあるくらいで、たいした問題はない。

アルコールやタバコと同程度の健康被害ですむのだ。


薬物中毒者たちを捕まえても、彼らは再び同じことを繰り返す。
彼らは犯罪者というより患者であり、薬物犯罪の犠牲者なのだ。


しかし、司法官憲はそう考えない。


同じ効果なら、簡単なほうを選ぶし、簡単に大きな手柄を得られるとしたら、
意図的に売人たちをのさばらせる事もしているかもしれない。


薬物中毒者たちを刑務所に入れたって、ヤクチュウが直るわけもなく、
結局、再び同じ罪を問われるだけの繰り返しの無間地獄。

司法官権にとっては、手柄の無限増殖なのだろう。


本当に、危機的に薬物犯罪を重く見ているのであれば、
ヤクチュウよりも売人などの供給源に対して、
より重い罰則や対抗手段を講じればいいのだ。

供給が絶たれれば、新たな薬物中毒者つくらないで済む。
これは単純な論理だ。
だが、この国は、そういうことにあまり熱心ではないらしい。


さらに、ヤクチュウには、ヤクチュウの治療を受けさせることもしただろう。
ヤクチュウを刑務所に入れて、飼う必要があるのだろうか?


依存症専門の外来をもっと多く作る必要があるのだ。

自らの意思ではどうにならない。


フラッシュバックの恐怖おびえながら、薬に頼らざるを得ない
薬物犯罪の本当の犠牲者たち。


彼らを救うことこそ、薬物犯罪への対抗手段なのだ。