デスノート the Last name | Happy-Gate

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半径5mのライフログです。

昨年のナンバーワン映画です。
 前後編併せて、80億円興行収入。海外での上映も決まって、色々と話題になりましたね。
 
 少年ジャンプで連載されたマンガが原作の実写化。主演は藤原竜也。監督は金子修介。
 
 死神のノートを手にした天才青年が、新世界構築を目指して、大量殺戮を繰り返す。彼を追うもう一人の天才との頭脳戦を描いた作品。
 
 はっきり言って、対象年齢小学生以下の作品でした。
 前編は、まぁまぁ面白かったんだけど、後編は、どうしてもストーリーを収束させないといけないので、ご都合主義になっちゃいましたね。
 
 ヘルメットやお面ぐらいで、死神の目を防げたり、一度ノートの所有権を放棄したら、記憶を一切忘れるんだけど、もう一度ノートに触れると全て思い出すとか、死神が人間に寿命を与えると砂になっちゃうとか。
 
 それにしても、せっかく天才青年という設定だったのに、やることがせこいよね。
 犯罪者がいない世界というのが、なぜ理想的なんでしょうか?
 戦争指導者、エセ宗教家、悪徳経済人、汚職官僚に、無能な政治家。こいつらを殺していった方が、よっぽど理想的な世界になるんじゃないの?
  
 せっかくの力もエゴになっちゃうんだろうね。
 それがどんな天才であってもさ。

 ちょっとラストでは、おとなの説教臭い感じがしたね。
 世の中、そんなに甘くないなぁって、思っちゃったよ。

 ただ、夜神月くんって、あんなに未来を計算できるのに、単純なトリックにいつも引っかかっちゃったよね。
 そういう意味では、Lの方が一枚上手だったのかな?
 しかし、殺人の方法が、あのへんてこなノートの死神の力を利用したものだと分かった時点で、警察としての捜査はおしまいなんじゃないの?
 どっちにしたって、立件は出来ないでしょ?
 この手の映画にリアリティを求めるなんて、野暮だけどね。

 むしろ権力者は、喉から手が出るほど欲しいと思うんだよね。
 
 確かに天才対天才のコンゲームもありだったけど、ノートの争奪戦って、展開もあった方が映画として盛り上がったんじゃないかな?

 最後に、藤原君って、爽やかに悪役をやるよね。
 色気があるんだよね。
 それがある種の恐怖を観るものに与えるんじゃないかな?

 前後編、観て損はないと思いますが、あくまでも対象年齢低めのエンターテイメントだということをお忘れ無く。