森田芳光監督作品。江國香里の同名小説の映画化作品。
オカシクも心温まる兄弟の日常とその周りの人々のお話。
この兄弟の恋愛をメインにして、コミカルに描かれた作品でした。森田監督らしく、映像遊びがたっぷり。デジカメで撮ったプライベート映像みたいな感じの部分とか、面白かったな。
ドランクドラゴンの塚地が演じる弟は、面白かったな。意外に演技がうまかった。地に足着いた感じで、こういうタイプの人っているなーって。
兄を演じる佐々木蔵之介は、ちょっと過剰かな。でも、過剰なくらいで釣り合いが取れていたかな?
女優陣は、これといって語るところなし。森田映画によくあるキャラを作り込みすぎて、変な人って感じで。沢尻エリカはかわいかったな。こっちは作り込んでいなかった感じ。古風な女性キャラにしたいのか、エキセントリックにしたかったのか不明。そう言う意味ではリアルかも。
戸田さんが演じた奥さんも、キャラが飛びすぎ。その対照的に不倫相手の岩崎ひろみは、一本調子。典型的なキャリアウーマンその1といった感じで、男どもに怒鳴り散らしてばかり。
そう言う視点で見ていくと、一番ヘンなはずの間宮兄弟が一番まともに見えてくるんだから、不思議だな。
映画は、あるある的な小話をいくつも繋げていくのだが、ちょっと時間が長すぎました。
1時間を過ぎたあたりで、飽きて来ちゃった。
間宮兄弟の変さに慣れちゃったから。
沢尻エリカとの恋愛はともかく、常盤貴子との恋愛はイマイチでしたね。
連続ドラマとかだったら、面白いのかも。
県庁の星。
こっちは、まるでベタベタの映画でした。ある意味、織田裕二、柴咲コウという2枚看板に完全に寄っかかった作品でした。転けた理由も分かります。
エリート公務員が、出向先の潰れそうなスーパーで、孤軍奮闘し、やがて仲間ができていく、そして、見事スーパーは復活、人間性を取り戻した公務員は、今度は役所を改革しようと努力していく。
何の捻りもありませんでした。
柴咲コウもそんなに魅力的じゃなかったし。
映画はワンテーマで十分なんですが、この映画は、それさえもないし。
2時間ドラマで十分な内容では、お金を出してまで映画館に足を運ぼうとは思えません。
この手の話は、三谷脚本だったら面白く仕上がったと思いますが。話がべたな分、キャラで見せないと2時間は耐えられませんでした。
そういえば、どちらの映画にも佐々木蔵之介が出ていましたね。
シンクロニシティを感じます。