小林聡美主演の映画。
フィンランドで食堂を開いている女性の平凡な日常を淡々とした映像で送る。
とても好き嫌いが分かれると思うのだけど、『すいか』が好きだった人は、何となく見られるという感じの作品でした。
これと言って、笑わせてくれるわけでもなく、泣かせてくれるわけでもなく、主人公の女性に劇的な変化があるわけでもなく、本当に何がテーマなのかも分からないような映画です。
映像もものすごく綺麗であるとか、神秘的であるとか、派手であるとか、そんなこともないです。
それでも100分という時間が良かったのか、観ていて退屈はしませんでした。
小林聡美、片桐はいり、もたいまさこという強力な個性派俳優が画面に出ているだけで、何か事件のような気もしますしね。
彼女たちが画面に出てきて、普通のことをしているだけなのに、それだけでドラマになっている。本当に不思議です。
ただ、最終的には、なぜこの人たちはフィンランドに来たのか?なぜ食堂なのか?といったあたりが、答えを出してくれないし、雰囲気で押してしまっていて、モヤモヤしてしまいます。
これに絶えられるのであれば、観てみてください。
個室で、一人でぼうっと眺める感じで観る、そう言うタイプの映画かな。