Zガンダム劇場版の完結編です。
ポイントは、オリジナル版とは違うラストシーンです。
あのどろどろと混迷の三つどもえをどのように描くのか、楽しみでした。
映画版は、TV版で描かれていたティターンズへのキリマンジャロ基地攻略戦や、シャアのダカール演説など、バッサリカット。宇宙での戦いだけを描いていきます。
序盤は、少し状況説明のシーンが多すぎで、しかもエウーゴ、アクシズ、ティターンズの交渉シーンが、テンポ良く続くので、Zガンダム初見者には、不親切な描写が続きます。
そして、ゼダンの門の戦い。MS戦がたっぷりで、メカ好きも納得でしょう。
TV時ではわかりにくかった展開も、かなりスッキリとなりました。
そして、色んな男女の愛にクローズアップしていきます。カミーユとファ、レコアとシャア、カツとサラ、シャアとハマーン・・・。
男と女の話に収れんしていく様は、もっと崇高な思想劇を思っていた昔の視聴者としては、どういう事だと思ってしまったけど、物語の主人公として健全な気がする。
だから、カミーユは廃人にならなかったのでしょう。
ZZ、逆襲のシャアへと続く、伏線を残しながら、物語は終わります。
抱き合うカミーユとファの姿に、20年ぶりに救われた気がした。