

いつもより寒くなかったのだけど、濃霧。いつもの自分の街が、知らない街に変わっていて、多摩川のサイクリングロードに出ると、河原一面を霧が多い、異次元ゾーンに突入した気がした。
路面は乾いていて、問題ないとスピードを上げて、いつものように四谷橋から聖蹟桜ヶ丘に渡り、川沿いに夕日の丘に登っていった。
さすがに夕日の丘というくらいだから、斜面は西側。その坂はまだ乾いていなかった。路面は多少ウエット。坂を上っていき、公園の入り口付近のあたりで、スリップ。路面が凍っていた。危うく転けそうになった。この辺はまだ路肩に雪が残っているので、気を付けなければ。
夕日の丘にはいると、駐車スペースには車は止まっていなかったのに、何故かカップルで一杯だった。いつもならここで夜景を眺めながら、一息つくのだが、それも何となくできなくて、早々に立ち去った。何だか腹立たしかったので、工事の鉄板に思いっきりパンチして、騒音を出して邪魔してやった。公園を出ると入れ違いに、男同士のペアが公園は行っていった。
公園を出てから、いつものように、木道を走った。
しかし、この木道、水でうっすら濡れていて、走るとパリパリという音がした。
農業大学のあたりに、一杯車が止まっていた。なるほどここに止まっていたのか。唾でも吐きつけてやろうかと考えていたら、遊歩道の方からカップルが上がってきたので、無理と諦めた。
そのまま木道を進み、道路へ出るところで、すってんと転んでしまった。路面が凍結していたのだ。
怪我はしていなかった。自転車も壊れた様子もなかったので、リスタート。
川崎街道に出る道に怪しげな型落ちのグレーのY32セドグロが止まっていた。乗っているのは、制服警官。覆パトだった。こいつをここで観るのは、もう何度目か?
川崎街道を是政橋方面へ下っていった。
稲城病院が見えてきたところで、ふと気が付いた。
自転車のライトが無い。。。
思い当たるのは、さっき転けた場所だ。
Uターンして、来た坂を上り直す。車道を観ると、さっき見かけた覆パトが、行ったり来たりしていた。
転けた場所に戻る。ライトを探した。光っているはずだから、すぐに見つかると思ったのだが、そうも行かなかった。光るモノはなかった。
懐中電灯を地面に置いて探すと電池を見つけた。どうやらバラバラになったようだ。
木道の両端から崖の斜面に落ちていた。不幸中に幸いで手を伸ばせば何とか届く範囲に落ちていた。
電池、ボディ、LEDとすぐに見つかったのだが、クリアのレンズが見つからない。斜面は雪が積もっていて、懐中電灯の光が乱反射して、見つけるのは困難だ。
とりあえず、木道を四つんばいになりながら、手で触りながら、確認していく。木道上にはないようだ。電池やボディが落ちていたあたりの雪の上に、ライトを近づけて、何か一瞬の変化を探した。左側をまず観たが駄目で、今度は右側。ライトを横に何度か振ってみる。一瞬、窪みのような影が見えた。
ダメもとで、その窪みに手を伸ばすと、その中からクリアレンズが出てきた。
とりあえず、バラバラになったパーツは揃った。
すぐにくみ上げて、自転車に取り付けようとした。ところが付かない。よく見ると、ジョイントが割れてしまっていたのだ。
くそーっ、ついてないな。
やっぱり、この季節は、スリックタイヤは危険だな。