





その交換は、駆動系のケース、クランクケースを開けることから始める。
プーリーやクラッチの交換で、何度も開けたことがあるので、ここまでは簡単だ。
まずケースの蓋側についているベアリングをはずして、交換する。外すにはベアリングプーラーを使う。
ここのベアリングはいわゆるパイロットベアリングなので、ベアリングを抜くには、内側から爪を引っかけて、ゆっくりと引き抜いていく。
取り出したベアリングを利用して、新しいベアリングを圧入していく。
上に重ねて、ハンマーで外側を叩いて、圧入する。このとき、バランスよく平行に叩いていくことが必要だ。
次に、クラッチ部分のアッシーをとって、ギアオイルをドレンから抜く。そして、ギアを開ける。
ギアケースに付いていたベアリングをはずす。
この部分は、サークリップがあるので、外すための専用工具が必要だ。ただ、これは普通のホームセンターでも1500円くらいで売っている。
この部分のベアリングは軸についているので、プーラーを使うことはない。
ハンマー等でコツンコツンと叩けばよい。
次にギア部分の歯車を外す。正面から見て、左の歯車は簡単に取れる。この下にベアリングがある。
パイロットベアリングプーラーで引き抜く。
もう一つの方のギアは後輪のホイールにナットで止めてあるので、それを外さないといけない。
そのためには、マフラーを外さないといけない。
マフラーは4本のネジで止まっているので、それを外せば取れる。
マフラーのガスケットは交換すべきだ。
後輪のホイールナットは固くなっていて、簡単には取れなかった。
と言うわけで、いつものように最終兵器『タガネ』を利用して破壊した。
これが疲れるが、確実に外せるし、時間の無駄を防止できる。
ここのナットは22ミリなので、それようのスパナを用意しておく。
ナットを外せれば、ホイールが取れる。軸をハンマーで叩けば、ファイナルギアが取れる。今回、このギアを30Tに交換する。
さびがすごい。この以前のユーザーは、あまりメンテナンスをしていなかったようだ。おかげでいじくる楽しみがあったのだけど。
さて、ブレーキシューを外して、サークリップを外す。
このサークリップがちょっと堅くて、外すのに苦労した。はねてしまい、危うく目に当たってしまうところだった。アイウエアを使うことをおすすめする。
そして、ベアリングプーラーを使って、ベアリングをはずす。
今度は車体左側のベアリングをはずす。オイルシールをタガネを使って押してとる。角を押せば簡単に取れる。
そして、同じように、取ったベアリングを使って、新しいベアリングを圧入。
交換は終わり。
元のように組んでいけばよい。
どうやら部品番号93315-42536のベアリングが壊れていたらしい。
無事、ベアリング交換と封印解除(30Tへの交換)が終わった。
また一つ、整備のスキルが上がった気がする。