押井守監督が、お世話になったアニメプロダクション『プロダクションIG』の若手に対して行った企画研修、通称押井塾で企画されたアニメ映画『BLOOD THE LAST VAMPIRE』。
『BLOOD+』はそのTVアニメ化作品である。
監督には『攻殻機動隊SAC』の脚本等の藤咲淳一がついて、IGの新時代到来ということか?
それにしても、よくこの作品を夕飯時の時間帯に流すね。リアル系の絵に視聴層があうのか、結果が楽しみかも。
ストーリーは、人類の影に翼手という亜人類がいて、いわゆる人間に寄生して、文字通り血をすすって生きている。彼は人間よりも運動能力に優れ、ちょっとやそっとじゃ殺せないっていうやっかいな奴ら。その昔、ユダヤの金持ちが、興味本位で使った人類と翼手の混血が、主人公の小夜。彼女は、翼手たちの能力を持つ女の子であり、その力を使って、バンパイア退治をしていた。
沖縄の女子高生小夜は、運動万能な普通の学生。しかし、一年以上前の記憶を持っていなかった。
ある日、学校で翼手に襲われる。そして、謎の男によって、記憶の扉が開かれようとしていた。第一話より。
感想を書く前に、少しつっこみを。
小夜の友人の台詞で「一年以上”先”の記憶がないんだもんね」という部分があったけど、これって明らかに日本語的に間違いなんとちがうの?
普通、「一年以上”前”の記憶・・・」って言わない?
まぁ、沖縄の女子高生だし、方言使っているってことなのか?
さて感想ですけど、さすがIG作品って感じで、土6という枠に変な力みはないって感じですね。
第一話でちゃんと世界観が描けていますよ。
血がプシューと吹き出るシーンも、ちゃんと描いていて、よく放送コードに引っかからなかったと感心してしまう。
後半のアクションシーンへの展開は、さすがIGというIG節といっても過言ではないかも。
絵が綺麗だし、シーンごとに全く絵が違った種運命とは違うね。
デジタルの使い方もこなれているし、ようやくIGが一般に認知される時代になったのかもしれない。
この作品、ロードムービーでしかも戦争をテーマにしているらしいんだけど、舞台は現代。
今後どういう風になるのか楽しみである。