テレ朝系で、放送中のドキュメントバラエティ。
番組当初は、「あの人に会いたい」的なお涙頂戴演出が目立ったが、
最近は、失踪人や事件性の高いケースを扱い、高視聴率を上げている。
この番組の魅力は、本格ミステリーばりの探偵による捜査と、
マンガのような自称超能力者による捜査を、違和感なく融合させているところだ。
観ていていつも思うのだが、ハジメから事件だと分かっているのであれば、
超能力者たちが適当なことをいうのを、普通に観ていられるけれど、
まだ事件かどうかとも分からない段階で、もう死んでいるだとか言うのは、
不適切だと思ってしまう。
家族や友人は、どう思うのであろうか?
そう思っていた矢先、今月に入って、この番組で取り上げた事件が、
二つも解決した。
一つは千葉の男性失踪事件。もう一つは大阪の主婦失踪事件。
どちらも超能力云々というより、まさにTVのチカラによって、
解決した事件。
TVで取り上げられたから、情報があつまったことにより、真犯人に近い人間を
見つけることが出来た。
また大阪の事件では、詳細な目撃証言により、犯人の男のアリバイが
あっさりと崩れた。
TVで堂々とアリバイを主張していたことが、犯人にはむしろ足を引っ張る結果と
なったのだ。
思うに、この番組で超能力者たちの役割は、探偵や番組の記者たちが
集めた情報をもとに立てた、推理を発表する為の存在なのではないか?
ぴたりと当たっている部分と、大きくはずれている部分との差が有りすぎる。
仮に、間違っていたとしても、海外の超能力者が、その能力の結果だした
結論だと言えば、言い逃れが出来るし、責任を追及しようにも、
国外に住んでいる超能力者へは、事実上不可能である。
また外国人が多いのは、アテレコによって、番組スタッフの恣意的な
セリフを入れることが出来るからではないのだろうか。
ここまでの考えがあったのか不明だが、そうだとしか思えない。
来週の《TVのチカラ》が楽しみだ。