三宮にて 西洋美術館 | 脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

脱腸亭日常 ~MY TESTAMENT of trifling beetle~

基本毎日更新。名誉も金も、素晴らしい音楽を作り人々を感動させようという気持ちもない、極めて不心得なアマチュアミュージシャンであり、アマチュアアーチストtrifling beetleの遺書。
HP https://triflingbeetle.wordpress.com/2025/09/06/trifling-beetle-official-hp/

 

アントワーヌ・ブールデルは19~20世紀に活躍し、オーギュスト・ロダンらと共に近代ヨーロッパを代表するフランスの彫刻家。

アントワーヌ・ブールデルにはロダンのアシスタント経験があるという
また後進の育成にも実績があり、優秀な芸術家の指導でも貢献。

 

アントワーヌ・ブールデルの名声を高めたのが、1909年(明治42年)に制作された「弓をひくヘラクレス」。

ちなみに国立西洋美術館の前庭に展示されている「弓をひくヘラクレス」の鋳造番号は【No8】

 

ヘラクレスが怪鳥ステュムファリデスを射落とすために、渾身の力を込めて弓を弾いている場面をブールデルは表現。

このマッチョ感が素晴らしい。

どれくらいの渾身なのかが、いとも簡単に想像できるほどである。

もう、素晴らしい作品だ。

 

ゲッターロボが力を込めて、極限までためを作り、ダブルで、トマホークを投げつけるみたく(笑)。