トラの経験上、いかに血統が良くても小さすぎる仔はなかなか厳しいことが多い(小さくてもミリッサやラプソディーアの例はあります)です。

レーヴルシードは2歳春の時点でもとても小さかったので牧場で会ったとき、こんなに小さくて大丈夫か聞いて『大丈夫。競走馬は大きさじゃない』と言われたことを思い出しました。

でもね。。。こんなこともあるんですよね。

だから小さい仔は敬遠するようになりました。


勝負服Cレーヴルシード 牝3 (引退)
「410キロ前後の小柄な馬で、昨年11月の入厩後も心身の幼さが目立つなどデビューまでにもかなりの時間を要してしまいました。実戦を経験させつつ進歩してくれればと思って取り組んできたのですが、強い負荷を与えながらレースをさせるには心許ない状況でした。身のこなしなど随所に良血馬らしさを感じていたものの、この馬の良さを発揮させるには少し時間が足りなかったのかもしれません。期待してくださった会員の皆様には大変申し訳なく思っております」(須貝師)陣営も、成長を待ちながら限られた時間の中でなんとか素質を開花させたいと取り組んできてくださいましたが、競馬に向けて強い調教を課しながらレースを重ねていくには馬も幼い感じで、なかなか思うように出走させることができませんでした。今回が3戦目で、限定未勝利戦に出走する資格は有するものの、優先出走権を確保していない状況では、芝レースへの出走は難しいと考えられますし、次走まで短い間隔の中で万全の状態に持って行けるかなども考慮しますと、このままではいたずらに会員の皆様にご負担をおかけすることになりかねません。以上のことから、須貝尚介調教師と協議を行った結果、ここで現役続行を断念し、競走馬登録を抹消することになりました。会員の皆様にはまことに残念なことと存じますが、何卒ご理解賜りたくお願い申し上げます。なお、本馬に出資されている会員の方へは追って書面を持ちましてご案内いたします。