珍しくわたしの実母の話デス

 

よる年波のためか

あまり縁のなかった病院に通い始めています

 

元々天然色の濃いキャラクターでありましたが

これもまた

歳を重ねるごとに

磨きがかかってきています照れ

 

前回の検査の結果がわかる診察日

わたしの妹と一緒に通院していたのですが

「あの先生はやさしいから大丈夫」と

よくわからない理由で妹を置いて

一人で診察室へ入ったらしい・・・

 

出てきたら案の定

よくわからない理由のまま

また1ヶ月様子見となっていた

 

「なんかな、血液検査の結果がな、何か出とるらしいけどな

がんではなくてな、CTも影はやっぱりあるらしいけどな、なにやら言よったけど

そんなん、わからんわ、ほんでな、1ヶ月様子見ましょう、って・・」

 

何かわからんのは

こちらでございます・・・・

まぁ、緊急性は無いことだけはわかる

「来月、何と言ってようが

一緒に診察室に入ってね」と

こっそり妹に頼む

 

もう少し若い頃までは

周りからツッコまれても

「あははー」と自分で笑い飛ばしていたが

近頃は口を尖らせて

拗ねるようになってきた

 

人体星図を見てみると

その理由が書いてあった

以前からあったが

よく現れていなかったプライドが

晩年期に表面に滲み出てくる・・・

 

なんだけど

ツッコませてくれる余白

あの「あははー」というのが

母の魅力のひとつで

それも人体星図に現れている

 

父にある変な緊張感が

この「あははー」で

ほぐされていた

 

この世で発揮するべき力というのは

決して即物的なものだけでは無いのだな〜

と思うが

さて

これからは滲み出たプライドの

フォローをしていかないと