タイトル通りです orz

正直 決して安くはない雑誌(1800円)なんですが 高いクォリティーと企業トップのインタビューが読める雑誌でした

私との出会いは学生時代、就職活動で本命の企業がピックアップされていた事で アピールする意味でも読み始めました

混沌とする経済情勢の中 貴重な情報源がまた1つ消えた事 残念です
時には昔の話しでもしましょうか。

あれは 私が就職活動をしていた時のお話です。

今の季節でしょうか、私は日本一の大銀行 ○菱東京○FJを受けようとしていました

まぁ総合職、確か生意気にも エントリーシートには「御行の伝統と信頼、豊富な経験を活用し、法人向けビジネスマッチングにより社会のシナジー(相乗効果)を産み、三方よしな関係を生み出していきたい」みたいなコト抜かしました。

因みに常識以前の話ですが、銀行を受験するときは「貴行」「御行」ですよ、「貴社」「御社」はあきませんよ

さて、何故かエントリーシートはパスしちゃいました、ゼッテー読んでネーだろ と思いますが(大企業になるとエントリーだけで数万単位になるんで、一々800字詰めなエントリーシートは読まないと思われ) 恐らく大学の名前だとは思います
そんなに立派って程ではありませんが
さて お上りさんな私はさるビルに呼び出されました
神田某所 地下鉄駅から歩いて5歩、研修所な訳ですな

そこには まぁ学生がウヨウヨいる訳でやったのが「グループディスカッション」早い話 サバトです(笑)

そこへ 謎の行員、ぶっちゃけ 試験官が表れ 「飯食ったか?」と中国人張りな挨拶をかましてくれました
時刻は13時前くらい 緊張や、まぁ時間的な微妙さもあり
「頭の回転が鈍るんで控えています」
ドッぴかれました(笑)

グループディスカッション、中身は「小学五年生に一番大切な科目とは?」 時間は20分 メンバーは8人 まぁ一人頭2分半ですな

とりあえずオレは「中学に入り教科書が難しくなるから、国語を重視して読解力を~」と面白みにかける解答をしました(でも、漫談じゃないんだからサァ)

そこへ「英語力以外存在価値があるとは思えない」帰国子女「モドキ」が噛み付いて来ました。

まぁやっているコトは商売の基本ですよ、商品がボロなら精一杯化粧して売り込む訳で

で オレが「学校の教員の指導力には限界があるため教科書によるサポートが~」というと 自称帰国子女
「アメリカでは教員の能力が高いですよ~」的発言

「ドサンピンが!アンリ・フィヨール(組織論の第一人者)も知らねーのか!ドアホ」なんておくびにも出さず ヘラヘラするオレ

まぁ 時がすぎ試験官から有り難いお話が
「仕事にはどうしても時間制限があるわけで、タイトな期限から答えを導き出して欲しかった」と
はい 貴方達はそうやって バブル期に見切り発車的な融資をしてきたわけですね(笑)


まぁ落ちました

帰りに 神田の半地下の中華料理屋でチャーハンをつまみ、 やたらレトロ(というか江戸時代を意識した)な本屋で 佐藤大輔を漁った訳で(信長新記はあった)


今後 就職に銀行なんか考えている方の一助になれば、、、私としても幸いです。

面白かったぁ~ じゃねー!(193)
ストレステストって どーなん?どーなん?
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-16428520100724?pageNumber=2&virtualBrandChannel=0

わかりやすくいえば ヨーロッパでのストレステストについて 「結果はまぁまぁだからええやん」「いや、なんか胡散くせぇ」な話

コレが明日以降 為替相場や先物なんかの材料になるから「どーなん?どーなん?」なテーマ

私にはわかりません(キリッ!)

ストレステストって何?かと言えば サブプラ危機以降 疲弊した欧州銀行に対して 「もし・・・」な環境(欧州経済がどん底なった場合/欧州各国国債が暴落した場合)において 一定の健全性(自己資本比率)を保てるのか?というシュミレーション

まぁ 91行中7行が「ヤバイ」 逆にいえば残りが「何とかなる」から大丈夫、ヨーロッパに安心して投資してね!な話

じゃあどの辺が胡散臭いのか?と言えば「ソブリンリスク」な話
通常ソブリン債(公債、特にここでは先進国国債をさす)は非常に安定しています、つまり極端な価格変動を起こさない「はずでした」

が、近年 ギリシャやスペイン(所謂PIIGS)の国債が怪しい訳です 特にギリシャなんか

じゃあ 暴落すれば銀行の資産にダメージあんじゃね?なお話

だけど今回のストレステスト「国債は売らなきゃ(満期保有目的有価証券)、確実に償還されるからさ、その辺ノーカウント!」としたらしいです。

まぁ会計的には筋が通っていますわな
でも いいの?ギリシャ国債なんてぶっちゃけかなりヤバイ訳ですよ なのが「胡散臭い派」の言い分


ここで 三つ子の見解

そもそも「金融機関の健全性」って「自己資本比率(とくに中核的自己資本)」ってコトですわなぁ

これは
中核的自己資本比率=中核的自己資本(普通株+内部留保)÷リスクアセット
な訳です

ここで注目したいのが「リスクアセット」

例えば同じ「100万円資産ある」銀行でも
A)明日にも潰れる会社の債権 100万円
B)現ナマ 100万円
では天地の差があります

だから 資産には「リスクウェイト」をかけて調整します
例えば 先程A)の債権には100% B)の現金には0% という具合です

で、国債でも まともな国と怪しい国では自然とリスクウェイトに差がつきます
つまり 危ない国の国債を沢山持っている銀行は自然とリスクアセットが増え 自己資本比率が低下してくれる訳です
危なさの判別には格付けをつかいます
こうして 自然と調整されんじゃねーの?が三つ子の見解

が、落とし穴!
自国国債(自国通貨建国債)のリスクウェイトが0、例えばギリシャの銀行がギリシャ国債を持っていれば(ギリシャ国債がどんなにヤバくとも)リスクウェイトが0、「安全」となっちゃう可能性が出てきます。

おまけに「自国通貨」ドイツもギリシャもユーロですからドイツの銀行が持っているギリシャ国債も リスクウェイトが0になるかもしれません!
いや 正直三つ子の勉強不足ですが、、、、、


さて どーなるか?
一つだけ言えるのが このストレステストの結果を受けて為替市場や債券や先物 株式なんか 明日以降揺れる可能性がある、事でしょうか
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK041522520100723
関係筋「イラン、中国との貿易で人民元つかうよ」な話

正直、「誰が持ち出したか?」「何故持ち出したか?」わからない怪文書レベルの話

簡単な仕組みのおさらい
1)イラン側 中国に石油を販売、代金を人民元で受け取る
2)イラン側 人民元を中国の銀行にストック
3)イラン側 中国から輸入したい時は中国の銀行から人民元引き出して支払

何故、こんな面倒臭い事を?
わかりやすく言えば「お金を動かさない仕組み」

まず 中国は人民元の持ち出しに否定的です、持ち出された人民元をドルなんかに両替されたら 人民元高→輸出減少 になります。
また イラン側も大量の外貨が流れてくれば 通貨供給の増加→インフレ というリスクがあります。

実は コレは立場によって解釈が変わってくる話
中国側「人民元の国際化、中国の経済的影響力の拡大」と言う思惑があります。
イラン側「人民元決済を認めて、ドルの使用を減らす」、つまりアメリカの影響力を減らしたい、との思惑が見え隠れします。


実はアメリカにとって見ればまずい話
何故 アメリカはリッチなのか?→ドルがあれば世界中からなんでも買える
何故 ドルでなんでも買えるのか?→ドルが人気があるから
何故ドルが人気があるのか?→「ドルで石油が買えるから」
なんですよ、一面的ですが

世界の人達がせっせと輸出に励むのは、ドルがないと外国との貿易が出来ないからです、日本なら石油と食料、資源という かつて戦争をしてまで欲しかったモノが買えません

で アメリカの世界戦略は、ドルをコントロールすれば 世界の流通をコントロールし 覇権を行使できる となります
「ドルが欲けりゃオレ様の言う事きけや」といった感じです。

で 中国が「別にいいよ、人民元で買い物するから」とやっています
イラン「ウチん所も、アメリカ嫌いだから歓迎するよ」となります。


ただ 人民元の国際化、中国にとってはビミョーな部分があります

その国の通貨が国際化すれば みんな使いたがりますわね?
つまり「決済用に通貨の需要が増える」という事
需要が増えれば、、、、価格は上がります つまり人民元高→中国の輸出減少→失業増大 となります。

もちろん 人民元の発行高を増やす事もアリでしょう、通貨発行益すら見込めます
しかし、通貨=中央銀行の負債 という側面がある為 一歩金融政策の失敗すると(つまり通貨のコントロールのミス) 例えばばらまいた人民元が中国へ流れてインフレを起こすリスクがあります

アメリカはこの辺上手で 通貨を安定させ それが経済の安定に繋げています
で 今の中国に金融ノウハウあんの?な話

アメリカが経済大国(GDPNo.1)になったのは確か1890年頃、ドルが基軸通貨になったのは1944年(ブレストンウッズ体制) まぁ 50年以上のタイムラグがあります。

ノウハウの蓄積はそれだけ大変な事で、、、、、世界経済の「ぽっと出」の中国にそれだけのノウハウがあんのか?という事
最低でも 中央銀行の独立や監査システムの透明化は欲しいところ

通貨は信用 中国が信用される経済になるまでまだまだ時間がいるんじゃないの?という話


ネタ帳
中世ヨーロッパで最大の国家といえば恐らく フランス王国か神聖ローマ帝国と思われ
でも 中世ヨーロッパの基軸通貨といえば ヴェネツィアのドゥカードやフィレンツェのフローリン金貨と思われ
まぁ ノミマス金貨なんかもありますが
因みに ドゥカードってダガッド、ウ゛ェニスの商人に出て来るアレ(アバスレへの持参金3000ダガッドね)
何が言いたいか?国としての経済力(国力)が上回るとされる フランス王国や神聖ローマの通貨(フランやエキュ、ターラー、あとチェコ王国込みならグロなんか)よか 豊かだけど所詮都市国家のヴェネツィアやフィレンツェね通貨の方が信任されていた話
まぁ貴金属含有なんかもありますが その辺含めて 先進都市国家の通貨政策が優れていた事で

佐藤大輔の信長新記にも スペインがそーいう事考えていたネタはありましたね
因みにスペイン王国の金融政策はジェノバのグルマルディ家に丸投げ


モノには全て「目的」があります。
ハサミにはハサミの ナイフにはナイフの 剣には剣の「目的」があります

剣で紙が切りにくいからといって剣の切れ味が悪いとは言えませんね?

同じ事が 「軍事力」についても言えます。
例えば 日本海軍、その究極的な目標(ドクトリンと言ってもいいかも知れません)は 日露戦争における日本海海戦のように 「敵の大艦隊を、迎撃、艦隊決戦」にあります。
だから、戦艦に代表される打撃力の追求を行いました。

そしてそちらへ資源分配を行った分 通商護衛や兵站がなおざりになった訳ですが、、、、、

イギリス海軍は巡洋艦、特に居住性の高いソレを追求しました
その目標が植民地との通商路の確保にあったからです(居住性が低いと船乗りがへばる、居住性追求は長期間の航海を前提としている)

今回はそんなお話

先に触れましたが、海軍には目標があります。
上の2点を見ればわかるように
A)強大な敵海軍の迎撃や敵性海洋国家の通商破壊
B)自国通商の確立
といえます。

ここでは パワープロジェクション機能、フロム・ザ・シー、つまり地上目標へトマホークなんかバカスカ撃ち込む奴は考慮しない方向で

この A)とB)は互いに「敵の制海権を犯す」「自分の制海権を確立する」という「攻」と「守」の関係にあります。

目標が違えば自ずと道具も違ってきます。

例えば、第二次世界大戦でA)に力を入れたドイツは 潜水艦(Uボート)に力を入れました。
一方 A)に力を入れたイギリス海軍は護衛空母や駆逐艦に力を入れています。
チートなのは アメリカ、 ガトー級潜水艦なんかの通商破壊と護衛空母によるハンターキラーを両立させています、この辺は超大国ゆえでしょう。

さて ここでのポイントは「力を付けた大陸国家は海軍力をどう考えるか?」と言う事です。

例えば A)戦略をとったケースは
・第一帝政下のフランス(マスターアンドコマンダーあたり推奨)
・ナチスドイツ
等 あります

一方で大陸国家なのに B)戦略を取ったケースもあります
・帝政ドイツ
・アンシャンレジーム下のフランス
・1970年代以降のソビエト
コレらの共通点は「海外進出の強化」である事です
アンシャンレジーム下のフランスではルイジアナやケベック等新大陸進出、帝政ドイツ、大西洋提督「陛下」は太平洋やアフリカに進出しています。

1970年以降のソビエトは「革命の輸出」のため外洋艦隊建設、そしていくつかの港湾獲得(イエメンやベトナム、シリア)に動いています。

さて我等が中南海はどのように動くのでしょうか?
正直わかりません

まず 空母 通常は海洋国家への脱皮(つまりB戦略)のために使いますが 中国を見ていると「見栄のため」という要素があります。
もし本気で中国が海洋国家への脱皮を考えているなら 以下のような海軍の動きが考えられます
・国内外へ港湾インフラの整備(この辺は真珠の首飾り戦略なんかありそうで)
・補給艦や輸送艦の増強
・外洋航行(及び戦闘)可能な戦闘艦及び大型潜水艦の整備
・いわゆる「砲艦外交」、例えば1907年の白船事件みたいなアレ

なんかでしょうか?
最近なら GPSのようなネットワークインフラもあるかもしれません(北斗など)
意外と知られてはいませんが 大航海時代を可能としたのはクロノメータ(コレはもうちょい後)とアストロラーベ(だっけ?)要するに天文学の発達と海洋での現在位置の把握です(あと海図)
メルカトル図法が発達したのもこのころですし、「宇宙戦艦ヤマト」でお馴染みマゼラン星雲も北極星が見えない南半球の航海の為発見されています。

まぁおいといて 皆お金がかかる事ばかり アメリカ以外の国が本気でしようとすれば国が傾く(ソ連)か 何かを我慢(他の分野への投資抑制)を考えなければなりません。

中国海軍がどう変わるか?これによって中国という国の性格が変わる そんなお話。