まぁ東電ネタ
一応 ウチも株主なんで1言あってもいいよね?

まずは賠償問題
具体的にどれだけになるかはわからない
が なるべく国の存在をちらつかせるでしょう

というのも 東電は莫大な負債がある、社債だけで5兆円だ
つまり毎年莫大な金利を払っている訳だ、営業利益の3割から5割と記憶している
なぜ 債務がデカいかといえば装置産業だから つまり多量の資産があるから その分負債も大きい
でも会社が廻っていた理由は 1)安定した利益 それもキャッシュフローがあったから 2)1)のおかげで高い信用と安い金利でお金が借りられた からなんだ

今回の震災は2)について壊滅的な打撃を与えた
莫大な賠償金がさらに拍車をかけるだろう
つまりだ 東電の支払い金利が激増する可能性が高い
具体的には まぁいろいろあるだろうが ロール(借換)時にリスクプレミアムが要求されるだろう
ソレがさらに東電の経営を圧迫する・・・・ここに負のスパイラルが発生する余地がある

結果 国が1枚かむ事でなんとかリスクプレミアムを抑えたい と動くだろう

次に株の話
ウチも弱小ながら東電株を持っている
実は電力会社の株式配当は 定額配当が売りなんだ
つまり額面の○%、ってやり方
余程の事がない限り 配当は同じ
配当が安定している から高齢者に人気の商品なのでもある、高齢者にとり配当が第2の年金なんだ
確か配当利回りが税引後で2%と記憶している
2000万円持っていれば 年間40万円程か、定期預金や国債より余程美味しい
多分証券マンもそういう切り口で売っていたと思う 学生時代に就活した某証券会社も 東電株(とJR西日本の株)を組み込んだ金融商品売っていたな

まぁソレが吹っ飛んだ 高齢者達からすれば 年金が吹っ飛んだようなモノだな
株も値下がりしまくりだし、おそらく株主訴訟に発展すると思うよ
ターゲットは東電並びに取締役会、取締役員達は報酬カットとか言っているが 場合によっては身ぐるみ剥がされる訳だな
そもそも 報酬がある事自体がおかしいんだよ 役員報酬とは利益処分と言う性格がある、つまり生み出した利益に対する成功報酬だ(だから利益を上げることが役員の収入に繋がるし、役員のヘマによる利益ダウンが役員の収入へと跳ね返る)

まぁ もう少し落ち着けば 社会福祉の問題がクローズアップされると思う
ひょっとしたら金商法なんか緩い時代に株買った人から「絶対下がらないと聞いて買ったんだぞー」的な怨嗟の声が吹き出すかもしれない

賠償問題に対して送電インフラの売却等で賄うという話もある
だが 誰が買うんだろうか?そもそも誰かのモノになるという事は東電の独占的な使用を認めない となる
特に国の資産になれば「国有資産を1企業が独占する事の是非」となる(賠償金捻出の為、と特例としてあるかも知れないが)
つまり他企業への参入を認めれば、独占が崩れ東電的には経営が苦しくなる
何故なら東電には賠償金という重しがあるから電気料金を負ける訳には行かないんだな

最終的には国がケツを持つと思うよ、まぁ例えば政策銀が優先株の購入とか
財投債バカバカ発行するとか

そしたら参入他企業から「民業圧迫」とか来るだろう
では参入を認めない といえば難しい
リスクマネジメント的には1企業へのインフラ依存のまずさを露見させたようなモノだ

結論 これから魔女の釜をひっくり返したような騒ぎになるだろう
まぁエッセイなんで