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ミツゴ評価 ☆☆☆☆☆
<書評>許容も79 慈悲も79 新刊も79
面白い 早く新刊出せや
さてA君とは何か?早い話記号である
貴方は将棋のコマに個性や人格があると思うか?
いや我々はただ 将棋のコマ、例えば歩なら1つ前に進んでくれればソレでいいと思うだろう
つまり A君とは 没個性的な存在であり、本書は小野寺ゴーシの自己実現ストーリーでもある
本書の特徴は圧倒的な知識量である
皆さんはフランソワ・カリエールは読んだ事はあるだろうか?外交の教科書的な本だ
あるいはトゥキディデスは?戦略論の起源だ
孫子はどうだろうか?これを読まずに軍事は語れないだろう
本書はそういうネタが満載である
また 本書は非常にざっくばらんである
何故 世界各国は留学生を受け入れるのか?
何も陰謀でも外国に甘いわけでもない
何の事はない 外国のエリート候補生とのコネクション作り、あわよくば自国のシンパに染め上げる為なんだ
例えば 竹中平蔵の経歴を見ればよくわかる
また 何故戦争はスマート化しているのだろうか
ソレは 焦土から利益は上がらないからだ
要は敵国の破壊を抑えて 征服後の収奪を容易にするためなんだ
ネットで「外国はムカつくから焼け野原にしてやれ」的に言う方はいるが、焼け野原になった国からどうやって経済的収奪を行うんだろうか?
そう 政策とはあくまで損得勘定でやっている、それを徹底した小説でもある
面白いから オススメである
