まぁ 証券化のお話
Q 証券化のメリットは何ですか?
A いくつかあります
1)資産の評価を高く出来る
仮に貴方の会社の経営がまずく 不動産売却を考えたとします
確実に売却相手は足元を見て 買い叩くはずです。
証券化する事で 資産の価値をクローズアップさせて 適正な価格(優良な資産だが「不良な企業の持ち物だから買い叩け」というマイナス要素の除外)でのキャッシュの獲得を可能とします
2)資産の軽量化
つまり 資産を証券化させて SPC(会社と連結しない企業)へ移転させる事で 資産を減らす(証券に置き換える)事で 証券を売却し 負債を圧縮すれば 資産と負債の減少→資産効率(ROA)の上昇をはかれます
また銀行もリスクアセットの証券化と切り離しで BIS規制上での自己資本比率の工場が期待できます
3)投資機会の拡大
仮に100億円のビルがあったとします
家賃収入が10億円(年利10%)と美味しい案件としても なかなかキャッシュで100億円用意できません
仮に1口1000万円 1000口 とすれば 投資家や利子生活者に大ヒットが期待できます
また投資家からすれば 仮に1億円あるとして 1つの案件に注ぎ込むよりも複数の案件への分散投資が期待できます。
まぁ他にもありますがこんな感じで
Q昔 小沢が国有資産の証券化を主張したとき 何故笑われたの?
A証券化 という事は証券保有者に利子や配当の支払い義務があるという事
通常はアパートやオフィスにして家賃収入を狙うが小沢は皇居を証券化の対象にしようとした
皇居をオフィスにするか 皇族から家賃収入を取り立てるかするしかないが ソレはあまりにもナンセンスであるから
また 証券化商品の担保はその資産(特に不動産)であるから どうしても国債等よりリスキーでリスクウェイトも高くなりがち(確か400%から1250%)
つまり 国債利回りよりも資本調達コストが高くなってしまう
早い話金利が高い と
Q保険証券(CAT証券)について何か
A 保険会社は事故等発生したら保険金を払わなければなりませんが 当然 大事故の場合 その負担が大変となりますね
そこで保険証券を発行して 資金を調達する訳です
通常は 保険会社は保険料を受け取り そこから保険証券への償還をします
が 事故が起きれば償還を停止し、浮いたお金で保険金を支払います
実はこれを一番最初にしたのは東京ディスニーランド(正確にはオリエンタルランド)です
というのも通常の保険では 地震等の災害による保障対象は資産(園内の設備等)に限定されます
が 仮に首都圏直下型地震が起これば TDLのダメージは設備のみならず おそらく客足は当面遠退きます
その辺の保障も兼ねての保険証券だといいます
Q融資の拡大に証券化は有効?
A私にもわかりません
が
・BIS規制からの切り離しが可能になる
・リスクを小口化でき 投資家からみたリスクプレミアムを低減できる
・融資の透明性を高められる
あたりから期待はしています
