後編です。
6)中国皇帝の食費
中国の皇帝の食費といえば 確か「一食で農民の1年分(の食費)」とか「農民5000人分」とか凄まじい規模です。
まぁ当人は1口だけ手をつけ 後は下々の者が、というスタイルですね。
蒼穹の昴、ではありませんが こういう役得に引かれて自宮者になったのかも知れません。
〔解説〕西太后の食費が白銀60両、当時の米が500kg買えたそうです
中国の銀1両は時代にも因りますがだいたい35グラム前後(当時なら34・4グラムらしい)
ならば 銀60両=銀2・1kgとなり 現在の銀相場(1kg=59740円)を考えれば、125454円ホド
「美味しんぼ」でクリュッグ(高級シャンパン)をレストランで2本空けたケダモノがいましたが、推定1本5万円のシャンパンを2本+フレンチ を食べた彼は皇帝以上だったのでしょうか?
また 乾隆帝の1年の食費が3万数千両とも
仮に35000両と仮定すれば1日あたりの食費は20万500円ホド
意外と身近な金額です
逆に「農民1万人分」なんて聞くと 当時の中国農民の生活水準を伺わせます(10円とか20円とか、多分粥とかローピン、ネギを小麦粉に混ぜて胡麻油で焼いた饅頭)
因みに現在の満漢全席は70万円ホドhttp://www.china7.jp/bbs/board.php?bo_table=2_11&wr_id=1だそうです。
価格を20万円代まで抑えて工夫すれば現在の成金達にも「皇帝と同じモノ」とか言ってアピール出来んじゃないかな?と思います(接待とかね)
因みにロマネコンティは1本(高いヤツだと)100万円しますんで 商売としてどーかな?と思います。
あと一番高い食べ物といえば楊貴妃のライチが有名ですね
何しろ傷みやすいライチを輸送するために産地から長安まで街道と駅伝を整備したくらいですから
まぁ私には1本840円の「飲むライチ酢」の炭酸割りがせいぜいですが(笑)
7)平和のお値段
中国には華夷秩序、一般には中華思想というモノがあります。
まぁ早い話 異民族の王が中原の皇帝を尊重する代わり、中原の皇帝は異民族へ恩恵を授ける、というシステム
何かとグダグダ言われそうですが コレは異民族側からすれば中原の豊かな資源や文化を手に入れ、中原側も軍事的に強大な異民族側を手なずける効果があります
また 中国国民からすれば異民族を従える事で中原の皇帝の権威を高める側面がありました
今回は1004年、宋(北宋)と遼との講話、セン淵の盟を見てみます
まぁ早い話、北宋側が平和を金で買った訳です
北宋はもともと軍閥が作った国故に、反乱を起こさないように軍隊をなるべく弱くする政策をとり また、南部の開発が進んだり 燃料のコークス採用により製鉄が盛んになった為 大変経済的に発展しました
今回は平和の代金、という話
〔解説〕この条約では宋側が遼へ年間で銀10万両 絹20万疋を贈るとあります(中華思想的には、偉大な皇帝が貧乏で文化程度の低い夷狄に恵んでやる、という態度)
この「疋(匹)」耳慣れない言葉かも知れませんが 織物の単位で 1疋=2反 です。
銀10万両=3500kg、1kg=59740円 だから 2億909万円ホド
絹20万疋=絹40万反 ですが ここで平安時代の価格を見ればhttp://www.pref.mie.jp/saiku/HP/senwa/0005/senwa-0005-20081215.htm 絹1反=米 1石(ただし当時は1石=60kg) 現在の米価(1石=24000円)とすれば 絹20万疋=96億円 ホド(当時は絹は国際的に通貨として機能していた、遣唐使の留学費用も絹が使われていた)
合わせて 98億909万円、98億1000万円 といった感じでしょうか?約100億円ですかね?
現在の日米同盟の思いやり予算が2000億円 とかから見ればかなりお安くなります。
北宋の財政についてはウィキペディアにありましたが11世紀中頃で131864452何ですが 単位がまぁ混ざっています
そこで推測なのですが、人口を6000万人、1人辺り所得を60000円と仮定して 北宋のGNPは3・6兆円、そのうち税収が7・5%(北宋は徴税効率に難があった、というのも国の中枢にいたのが、地主等の資産家の為)と仮定したら、税収は2700億円ぐらいかな
まぁソコからの100億円は景気のいいときには構わないが 悪くなると無視できなくなる といった感じでしょうか。
8)夢の対価
昔 多くの人が夢を見た
ある人には正夢であり、別の人には幸せな夢であり 他の人には悪夢だったのだろう
そして ユーフォリアから醒めて みんな現実を突き付けられた訳です
ここではバブル崩壊の財政的なダメージについて
〔解説〕バブルが終わり 後には不良債権が残されました
この不良債権を処理するには、貸倒損失 つまり、「損をしました、だから利益が減りました」と言わなければなりません。
この不良債権には2種類ありまして「潰れてしまった債権」と「まだ大丈夫だがガダガダな債権」があります
前者はどうしようもありません 潰れてしまったワケですから
問題は後者です、まだ何とか生きているから、ひょっとしたら・・・と考えます(ここでは返済が滞っている債権や担保価格が大幅に下がった債権を考えています)
では、後者を「損失」として見做していいのか?
損失とする事は利益が減ります、つまり国から見れば法人税の収入が減る事でもあります。
では いくら失ったのか?
野口悠紀雄によれば無税償却が認められた不良債権は100兆円、実効税率を40%と考えれば40兆円ホドの税収減です
子供手当のように 年間5兆円クラスの支出には激しい議論が尽きます
しかし トータルで40兆円の収入減(その分は国債に跳ね返る)に対してどの程度の議論が行われたのだろうか?
夢の中味は変わっていても我々は未だに夢の中にいるのではないか、と思ってしまう
9)超特急のお値段
かつて満州国に「あじあ号」という特急列車がありました。
空調等 最先端技術を駆使し、大連~新京(今の長春)間を 8時間20分で結んだそうです。
まぁ ある程度の年齢の方にはノスタルジックな話ですね
因みにこの列車のノウハウが後に新幹線へ応用されたのは有名な話です。
〔解説〕http://www.geocities.jp/ramopcommand/_geo_contents_/071201/asia.html コチラのサイトによれば、大連~新京間は 一等車で31円29銭、三等車で10円89銭 だそうで
やはり 「当時の1円=今の1800円」説を使えば、一等車の料金は56322円、三等車は19602円、といった感じでしょうか?
因みに現在中国の料金を調べたら、軟座(確か一等車)で8900円ホド。
東京~函館間が大体18500円(新幹線使用)だそうです
10)池上彰の収入(笑)
池上彰「伝える力」が100万部突破したそうです。
1冊800円×100万部×印税率(通常は10%程度)=8000万円 といった感じですね。
まぁウィキペディアによれば2010年現在 テレビ出演はレギュラーが3本 特番が6本だそうです(特番はまだ増える可能性大、あとしみったれで有名なテレ東が4本)
問題はギャラ
一般に文化人枠は安く、シンスケ タケシ なんかは1時間200万円とか言われています。
みのもんたは暴落したそうで
軽くググッたら 「1時間=100万円説」から「文化人枠だから35000円説」まで様々
ここで読み解くヒントは番組のメンツにあります
ジョージ タケシ等を抱えるまる見えがクスダをパージしたように 今 テレビは金がありません
だから シンスケみたいな大物+ひな壇多数、となる訳です。
で池上彰の番組は・・・・まぁ中堅はツチダくらいか
ならば勝手に「1時間=50万円」と仮定(講演はソレくらい)
レギュラー3本 特番が月0・6本と仮定して 計算すると
(3×4+0・6×2×)×50万円=660万円
といった感じでしょうか?
コレに 講演、印税を足せば まぁ年収1億円 といったところか
6)中国皇帝の食費
中国の皇帝の食費といえば 確か「一食で農民の1年分(の食費)」とか「農民5000人分」とか凄まじい規模です。
まぁ当人は1口だけ手をつけ 後は下々の者が、というスタイルですね。
蒼穹の昴、ではありませんが こういう役得に引かれて自宮者になったのかも知れません。
〔解説〕西太后の食費が白銀60両、当時の米が500kg買えたそうです
中国の銀1両は時代にも因りますがだいたい35グラム前後(当時なら34・4グラムらしい)
ならば 銀60両=銀2・1kgとなり 現在の銀相場(1kg=59740円)を考えれば、125454円ホド
「美味しんぼ」でクリュッグ(高級シャンパン)をレストランで2本空けたケダモノがいましたが、推定1本5万円のシャンパンを2本+フレンチ を食べた彼は皇帝以上だったのでしょうか?
また 乾隆帝の1年の食費が3万数千両とも
仮に35000両と仮定すれば1日あたりの食費は20万500円ホド
意外と身近な金額です
逆に「農民1万人分」なんて聞くと 当時の中国農民の生活水準を伺わせます(10円とか20円とか、多分粥とかローピン、ネギを小麦粉に混ぜて胡麻油で焼いた饅頭)
因みに現在の満漢全席は70万円ホドhttp://www.china7.jp/bbs/board.php?bo_table=2_11&wr_id=1だそうです。
価格を20万円代まで抑えて工夫すれば現在の成金達にも「皇帝と同じモノ」とか言ってアピール出来んじゃないかな?と思います(接待とかね)
因みにロマネコンティは1本(高いヤツだと)100万円しますんで 商売としてどーかな?と思います。
あと一番高い食べ物といえば楊貴妃のライチが有名ですね
何しろ傷みやすいライチを輸送するために産地から長安まで街道と駅伝を整備したくらいですから
まぁ私には1本840円の「飲むライチ酢」の炭酸割りがせいぜいですが(笑)
7)平和のお値段
中国には華夷秩序、一般には中華思想というモノがあります。
まぁ早い話 異民族の王が中原の皇帝を尊重する代わり、中原の皇帝は異民族へ恩恵を授ける、というシステム
何かとグダグダ言われそうですが コレは異民族側からすれば中原の豊かな資源や文化を手に入れ、中原側も軍事的に強大な異民族側を手なずける効果があります
また 中国国民からすれば異民族を従える事で中原の皇帝の権威を高める側面がありました
今回は1004年、宋(北宋)と遼との講話、セン淵の盟を見てみます
まぁ早い話、北宋側が平和を金で買った訳です
北宋はもともと軍閥が作った国故に、反乱を起こさないように軍隊をなるべく弱くする政策をとり また、南部の開発が進んだり 燃料のコークス採用により製鉄が盛んになった為 大変経済的に発展しました
今回は平和の代金、という話
〔解説〕この条約では宋側が遼へ年間で銀10万両 絹20万疋を贈るとあります(中華思想的には、偉大な皇帝が貧乏で文化程度の低い夷狄に恵んでやる、という態度)
この「疋(匹)」耳慣れない言葉かも知れませんが 織物の単位で 1疋=2反 です。
銀10万両=3500kg、1kg=59740円 だから 2億909万円ホド
絹20万疋=絹40万反 ですが ここで平安時代の価格を見ればhttp://www.pref.mie.jp/saiku/HP/senwa/0005/senwa-0005-20081215.htm 絹1反=米 1石(ただし当時は1石=60kg) 現在の米価(1石=24000円)とすれば 絹20万疋=96億円 ホド(当時は絹は国際的に通貨として機能していた、遣唐使の留学費用も絹が使われていた)
合わせて 98億909万円、98億1000万円 といった感じでしょうか?約100億円ですかね?
現在の日米同盟の思いやり予算が2000億円 とかから見ればかなりお安くなります。
北宋の財政についてはウィキペディアにありましたが11世紀中頃で131864452何ですが 単位がまぁ混ざっています
そこで推測なのですが、人口を6000万人、1人辺り所得を60000円と仮定して 北宋のGNPは3・6兆円、そのうち税収が7・5%(北宋は徴税効率に難があった、というのも国の中枢にいたのが、地主等の資産家の為)と仮定したら、税収は2700億円ぐらいかな
まぁソコからの100億円は景気のいいときには構わないが 悪くなると無視できなくなる といった感じでしょうか。
8)夢の対価
昔 多くの人が夢を見た
ある人には正夢であり、別の人には幸せな夢であり 他の人には悪夢だったのだろう
そして ユーフォリアから醒めて みんな現実を突き付けられた訳です
ここではバブル崩壊の財政的なダメージについて
〔解説〕バブルが終わり 後には不良債権が残されました
この不良債権を処理するには、貸倒損失 つまり、「損をしました、だから利益が減りました」と言わなければなりません。
この不良債権には2種類ありまして「潰れてしまった債権」と「まだ大丈夫だがガダガダな債権」があります
前者はどうしようもありません 潰れてしまったワケですから
問題は後者です、まだ何とか生きているから、ひょっとしたら・・・と考えます(ここでは返済が滞っている債権や担保価格が大幅に下がった債権を考えています)
では、後者を「損失」として見做していいのか?
損失とする事は利益が減ります、つまり国から見れば法人税の収入が減る事でもあります。
では いくら失ったのか?
野口悠紀雄によれば無税償却が認められた不良債権は100兆円、実効税率を40%と考えれば40兆円ホドの税収減です
子供手当のように 年間5兆円クラスの支出には激しい議論が尽きます
しかし トータルで40兆円の収入減(その分は国債に跳ね返る)に対してどの程度の議論が行われたのだろうか?
夢の中味は変わっていても我々は未だに夢の中にいるのではないか、と思ってしまう
9)超特急のお値段
かつて満州国に「あじあ号」という特急列車がありました。
空調等 最先端技術を駆使し、大連~新京(今の長春)間を 8時間20分で結んだそうです。
まぁ ある程度の年齢の方にはノスタルジックな話ですね
因みにこの列車のノウハウが後に新幹線へ応用されたのは有名な話です。
〔解説〕http://www.geocities.jp/ramopcommand/_geo_contents_/071201/asia.html コチラのサイトによれば、大連~新京間は 一等車で31円29銭、三等車で10円89銭 だそうで
やはり 「当時の1円=今の1800円」説を使えば、一等車の料金は56322円、三等車は19602円、といった感じでしょうか?
因みに現在中国の料金を調べたら、軟座(確か一等車)で8900円ホド。
東京~函館間が大体18500円(新幹線使用)だそうです
10)池上彰の収入(笑)
池上彰「伝える力」が100万部突破したそうです。
1冊800円×100万部×印税率(通常は10%程度)=8000万円 といった感じですね。
まぁウィキペディアによれば2010年現在 テレビ出演はレギュラーが3本 特番が6本だそうです(特番はまだ増える可能性大、あとしみったれで有名なテレ東が4本)
問題はギャラ
一般に文化人枠は安く、シンスケ タケシ なんかは1時間200万円とか言われています。
みのもんたは暴落したそうで
軽くググッたら 「1時間=100万円説」から「文化人枠だから35000円説」まで様々
ここで読み解くヒントは番組のメンツにあります
ジョージ タケシ等を抱えるまる見えがクスダをパージしたように 今 テレビは金がありません
だから シンスケみたいな大物+ひな壇多数、となる訳です。
で池上彰の番組は・・・・まぁ中堅はツチダくらいか
ならば勝手に「1時間=50万円」と仮定(講演はソレくらい)
レギュラー3本 特番が月0・6本と仮定して 計算すると
(3×4+0・6×2×)×50万円=660万円
といった感じでしょうか?
コレに 講演、印税を足せば まぁ年収1億円 といったところか