偉い人のインタビューを元にして

7月6日まで財務省理財局国債企画課長を奉職されていた、貝塚正彰氏のインタビューを見てみましょう。

金融ビジネス誌2010年夏号より

Q何故 政府は海外投資家や個人相手に国債を売りたいのか?
Aリスク分散のため
以下引用
「また、95%の(引用者注、国債の)国内保有のうちの4割を預金取扱金融機関が占める。金融機関のリスク管理のやりかたは非常に似通っており、市場が一方向に振れ出すと、それが増幅してしまう。実際、2003年6月にVaRショックという形で起きた。その反省として、長期投資家や個人投資家など、潜在的な投資家層の多様化が必要だ」


Qミツゴさんはコレをどーみる?
A つまりは銀行は国債を買う最大の理由は価格変動による損失リスクが低いからですが、国債が一定以上値下がりすれば 銀行はリスクを嫌い 国債売却→国債暴落 となりやすい、という意味
言い換えれば国債は銀行に依存しすぎているともいえる

個人的には銀行預金と国債投資には、満期保有目的ならリスク的に大差がない以上 普通に個人が国債を買えばいいと思う


Qギリシャ危機なんかは意識していないの?
A当然意識している。
ギリシャ危機の本質は負債の大小自体よりも、一度崩れだすとマーケットは急速に崩壊する、という事
日本の場合は国債発行残高が極めて大きい為崩れ出したら手の打ちようがないという事
ただし、金利動向その他をみる限り ギリシャとは単純比較は出来ない


Q海外投資家に日本国債は売れるの?
A日本国債のメリットとしては
・変動幅(ボラタリティ)が小さい為 価格下落リスクが小さい
・他国債との相関関係が小さい
つまり 仮に他国がバーストしても日本国債のダメージは小さい

として ポートフォリオへの組み込みの可能性を指摘している