皆さんは「中国銀行騒動」はご存知か?

日本には「中国地方の銀行」である「中国銀行」があります
そこに大陸から「中国銀行」がやってきた
さぁ大変、名前がバッティングです

結局は「中国地方の中国銀行」が「中国銀行、本社岡山」という形で折れました、なんだかなぁ


今回はその中国銀行のお話
まずはコチラ
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-16123020100702
まぁ中国銀行が大規模な増資をたくらんでいるという話

最近 中国の銀行の増資話が多いですね
まぁ結論からいえば「新BIS規制に備え自己資本比率を高めたい」のが本音です、この辺は身も蓋も無いありません

では、何故 今 増資?

背景には中国経済のバブルがあります
端的に書けば
バブル経済→資金需要増大→融資残高増大→リスクアセット増大→自己資本比率低下
なんです

だがまてよ?
普通増資をすれば、株式の希薄化を招きます、つまり株式の単価が下落します
しかも中国政府としてはバブル抑制の為、人民元貸出を抑制したい訳です
09年の人民元貸出の増加分は約9・58兆元、今年は7・5兆元としたい訳ですな

銀行の飯の種はスプレッド 早い話利鞘です、つまり「安く預金集めて高く融資する」訳ですな

聡明な読者諸賢なら気付いたと思うが、融資残高を抑えることは 銀行の利益を抑える事になり、利益を抑えた状態で増資をすれば 一株あたり利益は低下し、早い話 株価が下がります

なんの事はない、バブルのツケを銀行の株主に押し付ける魂胆です