昔、耳かき屋のねーちゃんに30万円だが突っ込んだ揚句にストーカーになって まぁ殺人事件に発展する事件がありました。
愛はお金で買えない、なんて言いますが マスコミは愛を購買意欲をかき立てるのにフル活用しているようにも見えます。
閑話休題 この事件の本質は このストーカー野郎は「耳をかくサービス」に30万円も払っていたのではない事です。
じゃ何に払っていたのか?多分ねーちゃんとムフフでアハハなアレでしょう。
で このねーちゃんは30万円相当のサービスが提供できたか(相手が30万円払ってまで欲しがるモノを提供出来たか)?多分出来ていなかったでしょう。
別にこのねーちゃん(と耳かき屋)を詰るつもりはありません ただ相手が30万円も払う以上、耳かき以外のサービスを欲していた事、ソレが提供出来ない以上拒絶すべきだった事を言いたいです。
今回はそんなお話。
皆さんは何故、農作物は国産を珍重して中国産を毛嫌いしますか?
あ、別に中国産を奨めている訳ではありません。
価格なら中国産の方が安いですし、味もそんなには違わないと思います(モノによるけど)
だって中国から日本への輸出システムを作ったのは日本の商社だから。
答えは、まぁ3つ程 「安全だから」「ブランド」と「地域や環境への貢献」になるでしょう
つまり 日本産作物を愛する貴方は「安全」「ブランド」「環境」を求めている、ただ腹が膨れやそれでいい とは違う訳です。
「安全」「ブランド」「環境」、つまりは「健康でいたい」「自己満足」「自己実現」を満たす為に国産野菜を買っている訳です。
コレのベースは「マズローの欲求ピラミッド」です つまり人は
1)とにかく3大欲求(食欲、睡眠欲、性欲)を満たしたい
2)安全でいたい 安心したい
3)人から愛されたい 居場所が欲しい
4)人から認められたい、人から尊敬されたい
5)理想に自分を近付けたい
の順番で行動する訳ですな
さてポイントですが、ビジネスの上で相手が何を求めているのか?こうした観点から見るのも面白いかも知れません。
例えば 愛を語るのにはファストフードではあきまへんね、あそこは「安く早く腹を膨らます」お店です
だからデートで勝負を決めたいときは(懐と相談しつつ)もう少し高級なお店にしましょう(笑)
ただしシャトーデュケム(フランス産高級甘口ワイン)なんか入れようモノなら「テメー判ってんだろーな?」な感じになっちゃいますが(笑)
マズローさんは元々は心理学者です つまりここでは「個人」を対象にしています(B2C、C2C)
途上国の成金が銀連カードを握りしめて何を欲しがっているのでしょうか?
デジタル製品?たいていのモノはアチラの国で買えます。
つまりは「日本ブランド」オレは金があるという尊重欲求、を買いたい訳ですね
ボージョレーヌーボーを欲しがる人は何を欲しているのでしょうか?
おいしいワイン?原価400円でっせ 2500円あればドイツワインならシュペトレーゼに手が届きます。
アレは「流行に乗っている」という帰属欲求か尊重欲求です
いや、あの味が好き!という人もいるかもしれませんが。
まぁ 結論は「安くて品質よければなんでも売れる」というのは危険であると言う事ですな。
「お客のニーズを満たす事が大切」案外 真理とは当たり前なモノです
