三兄弟で参列した葬儀
昨日まで、親戚の叔父の通夜と葬儀に参列していました。
会社を臨時休業しての参列となり、配送業者の皆様やお問い合わせくださったお客様にはご迷惑をおかけしました。
急な変更にもかかわらずご対応いただき、心より感謝申し上げます。
親族のひとりとして、大切な方を送り出すこの特別な時間の中で、心に残ったことを記しておきたいと思います。
叔父は、個性が溢れるユニークな方でありながら、深いやさしさを持った方でした。
葬儀では、長男である従兄が述べたお別れの言葉がとても印象的でした。
家族の歴史を振り返りながら、叔父の人柄が鮮やかに浮かび上がるような内容で、自然と涙がこぼれました。
これから家族の代表として歩む従兄の姿に、強さと優しさを感じ、心から「かっこいい」と思いました。
また、式の中で何より心に残ったのが、叔母の故人への思いでした。
悲しみに包まれながらも、そこには夫婦の深い愛が確かにありました。
私たちも、こんなふうに歳を重ねていけたらと感じる、温かく切ない時間でした。
そして、普段なかなか顔を合わせる機会のない遠方の親戚とも再会できたことも、心をほぐしてくれるひとときでした。
哀しさの中に笑顔がこぼれる、そんな場に立ち会えたことが何よりの癒しでした。
帰り道には、三兄弟それぞれの家族と一緒に食事の時間を持つこともできました。
静かな余韻の中で、思いを分かち合える穏やかなひとときは、幸せな時間となりました。
葬儀の時間は、ただ哀しみを共有する場ではなく、人の絆やぬくもりを感じる場所でもあるのだと、あらためて気づかされました。
この気持ちを忘れず、日々の暮らしのなかでも、関わる人とのつながりを大切にしていきたいと思います。