南風にふかれながらシュールな夢を見ていたい~ラーメン二郎,横浜家系の系譜を追え!~

南風にふかれながらシュールな夢を見ていたい~ラーメン二郎,横浜家系の系譜を追え!~

全国直系ラーメン二郎全店訪問記録更新'08debut,'18-'25complete!【ラーメン二郎直系52店,改装・移転11店,旧二郎3店】&横浜家系…etc

 
 
 



土曜の19時20分

神田駅から歩いて数分の高架下


暖簾をくぐると店内は先客さんなし

カウンター6席のみのこじんまりとしたお店



 
「塩らーめん トリュフオイルがけ」@『』無銘
 
 元イタリアンのシェフが作るラーメン

丁寧に接客してくれる大将のワンオペ


印象的なのがトッピングのベビーリーフ

中央に盛られふわりと香るトリュフオイル





麺は平打ちの中太で口に含んだ瞬間デュラム小麦を思わせる独特の質感が印象的でむっちりとした弾力と噛み応えがある


噛むたびに小麦の風味とスープのコクが一体となって広がる


スープは鶏の旨味に野菜の甘みとポタージュのような丸みを感じさせる


一口すすると鶏の旨味が広がり追いかけるように野菜由来の自然な甘みが口の中を包み込む


塩味は角がなく全体を丸くまとめる

コクはあるのに後味は穏やかで口の中に嫌な余韻を残さない

濃厚と優しさとベジポタ的ななめらな鶏白湯スープ


チャーシューはしっとり柔らかく噛むほどに肉の甘みが滲み出る


細かく砕かれた香ばしいフライドオニオン
辛味ねぎがサッパリとアクセント
じんわりと味変していくのがいい

 



 

´25JIROAD#63

 

 



一昨年の夏から総帥にお会いできていない

先月の名古屋大曽根店の開店祝いに駆けつけていたという話を聞きひとまずお元気そうでホッとした


この日は土曜日で時刻は7時17分

並びは11人でちょうど頂点折り返し





8時05分シャッターが上がる音が聞こえる

12席あるコの字カウンターに最後尾で入店


厨房は総帥のお孫さん?と一之江若旦那

ロットは6杯のセカンド



 

「小ラーメン」@ラーメン二郎 三田本店


8時25分に着丼


陣取ったのはコの字の角でちょい寒い

しかもお隣は左利きでなかなかの試練だ





麺は柔らかめで風味がとにかく豊か

もう少し固めが好みではあるもののそれを差し引いてもめちゃめちゃ美味い





そして朝一のフレッシュスープ


夕方の空いた時間を狙って何度か来たこともあるがやはり格別

これを味わうために朝に来ていると言ってもいい


液アブラがしっかりと厚い

それでもカエシとのバランスが絶妙で重たさは感じない





ブタは2枚

アブラは甘くトゥルントゥルン

赤身はサクッと歯切れよく旨みがぎゅっと凝縮されている


ヤサイはシャキシャキ

朝の身体にちょうどいい食感だ





総帥にお会いできないか一縷の望みをかけて早朝に並ぶのだがもう1年以上叶わずにいる


しかし三田本店の朝一は特別

総帥に会えなかったのは残念だがこの一杯を食べられただけで満たされた朝だった




 
 
 
 


土曜日の開店5分前に到着

暖簾が上がるのを待ち開店と同時に入店





お目当ては石焼きビビンバ定食

サラダ、スープ、お新香がついたセット




「石焼ビビンバ定食」@焼肉家東貴

目の前でジュウジュウ音を立て熱気と香ばしい匂いが一気に広がる


まずは混ぜる前に一口

素材の味がしっかり感じられ優しい味


卓上には独特のコクと甘みを持つ辛味噌が置いてある

これがビビンバとの相性抜群

辛さよりも深い甘みが際立って少量で味に厚みが出る


混ぜ込むと甘辛のタレと石焼きの香ばしさが合わさり食べ進めるほどに“完成形”に近づいていく感じが楽しい!





セットのサラダとキムチ
サラダには胡麻油と酸味の効いたドレッシング
キムチの出来も素晴らしい




最後にワカメスープが口の中をさっぱりとさせてくれる。



 

 

´25JIROAD#62





日曜の12時4分外並び21人


手袋いらずのぽかぽか陽気

陽射しが強くフードを被りつつじわっと汗ばむ


店内は変則コの字カウンターに10席

背後には待ちが6人




「汁なし小ラーメン(ブタ1枚入り)」@ラーメン二郎亀戸店


厨房は大将不在で助手さん2名体制

これは始めての経験だ


汁なしツアー慣行中!

券売機で汁なしと小ラーメン(ブタ1枚入り)を購入

※店内はラーメン以外の写真撮影禁止


 



麺は柔らかめの食感でムニュっと弾力ものある


甘めのタレでオーション麺とよく合う

やはり関内を思い起こさせる





卵黄からいつもの中央突破

麺に絡んでコクが加わる





ブタが分厚く赤身の噛み応えがバリバリ

一方アブラがブルンプルンで甘さも絶妙





フライドオニオンは早めにサクっと香ばしさを放ち、混ぜるとデロっと麺に絡む





卓上のブラックペッパーでビシッと味変

最後にシャキヤサイでフィニッシュ!



店を出たのは13時14分

並びは伸びて28人





´25JIROAD#61

 

 

 

 

平日の20時35分

ラーメン二郎千葉店に行く予定だったが珍しく平日臨時休業で急遽変更


店に着くとカウンター11席は満席

背後には7人の待ち

平日夜でもこの人気はさすが





ちょうど勝手に汁なしツアー中だったので迷わず「小ラーメン」「汁なし」を購入



 

「小ラーメン汁なし」@ラーメンBooBoo太郎。


厨房は大将が不在で助手さん3人体制


それでもオペレーションは何時も通りで20時50分に着丼


久しぶりすぎる……!


目の前には見慣れたようで久しく見ていなかったボリューム感のある一杯





麺はムチッワシッとした食感の太麺

汁なしにめちゃくちゃ合う

久々に啜るBooBooの麺は流石の存在感





キリッとしたタレが麺に絡むと

甘味とのバランスがよくガンガン加速する


中央に鎮座した卵黄

中央突発で麺に絡めるとタレの主張円やかにコクが加わる


ヤサイはシャキ気味

適度なアブラで重すぎずライトすぎず

汁なしの場合このアブラの存在感がまた旨い





このブタがまた柔らかい

塊感がありつつホロッとほどける食感でタレとの相性も抜群





21時の退店時には背後列が伸びていた




 
 
 
 
 

外観も店内も唯一無二

同じ店舗は一つもないという



 
「レギュラーバーグステーキ」@びっくりドンキー

鉄板(ステーキ系)でハンバーグそのものの存在感と焼きの香ばしさをストレートに味わえる


プレートが熱々で最後までアツアツ感をキープ


ファミレス感はありつつも合挽きでふわっとぎゅっとのバランスがよく肉の旨みやジューシーさを堪能できる


和風ベースのオリジナルソースはハンバーグの香ばしさと相まって飽きがこない





びっくりドンキーで定番中の定番

サイズはS/M/Lがあり見た目はいたってシンプル




 
 
 


千葉県君津市の「かわらや食堂」へ

三連休初日の土曜日開店20分前に到着

駐車場にはお家の方の車と思われその他ゼロ


10分後に車が1台やってきた

木更津文明軒さんの車両だった





お目当てはアリランインスパイアのカワランらーめんだったがこの日は提供なし


それならかずさブラックらーめんを



 
「かずさブラックらーめん」@かわらや食堂

開店して迎えてくださったのは若いご夫婦と思しきお二人


スープは濃い醤油にガッツリにんにく

黒々としたスープに刻み玉ねぎがたっぷり浮く


トッピングは細めでコリコリのメンマ、真っ黒に染まったなると、しっかり味の染みたバラブロックチャーシューのスライス


バラバラな個性がひとつのまとまるのが面白い





麺は細めで喉越しがよく

醤油の香ばしい香りを連れてくる


濃い醤油に負けない文明軒の存在感





スープは醤油の香ばしさの奥から感じる出汁感

底にはたっぷりの刻みニンニク


薬味の刻み玉ねぎがシャキッと効いてる


味が濃いと感じたらスープで割ってくれるという


君津地域の醤油ラーメンと言えばこの醤油だ

慣れてしまえばあっさりにさえ感じる





日常的には瓦屋を営んでいて兼業ラーメン店という変わり種スタイル





勝浦式担々麺まであるのが面白い





カワランラーメンは長生のアリランラーメンのオマージュと思われる

もしそうならホクホクのニンニンやタマネギを丸ごと煮込んだスタミナラーメンだ





店舗は納屋を改装したような趣


席数はカウンター4席、4人テーブル2卓、2人テーブル1卓、小上がりに4人卓が2卓





文明軒といえば君津木更津富津袖ケ浦など君津地域の御用達の麺だ


富士屋やワンちゃんなどもコチラの麺を使ってる


この手のラーメンは竹岡式と引っくるめられることが多いが正確には違う


かずさブラックのネーミングはしっくりくる





本業の瓦屋さん兼業ということで臨時休業があるので訪問前にSNS等のチェックを推奨




 

´25JIROAD#60





ライブ終わりに店前を通ると列がない

もしかして早じまいか?


平日の21時28分急遽接続となりました





店内はL字カウンターで10席

食事中の方が4名


食券を買う姿を注視されていて

調理待ち2つの丼にひとつ追加


待ちロットに入れてもらえました


 


 

「小ラーメン」@ラーメン二郎 京急川崎店


大将と助手さんはいつものほんわかコンビ

 

 



麺は “きしめん” と表現したくなる平打ち

つるつるの麺肌でズバズバと啜れるやつ





ブタは小ぶりなのが3枚

ほろほろとしつつ赤身はしっかり

程よいアブラでちょうどいい





スープは優しい出汁感とほんのりとしたカエシの甘みアブラの甘みもしっかり


強烈な豚骨醤油ではなくしみじみとする旨味

大将と助手さん同様ほんわか優しい一杯



並びから完食まで驚異の約12分

 

 

 

 

 
凄麺シリーズ!
25周年の新商品らしい

 

 

 

 

アプリのスタンプラリー実施中

ご当地で31種類

 

京都だけで3種類

兵庫の播州や埼玉なんてのもある

 

 

 

 

フタを開ける

ノンフライ麺で乾燥状態でもしっかりした太さ

 

後入れの液体スープ

かやく(メンマ・ネギ)

チャーシュー

 

 

 

 

液体スープを入れた瞬間に生姜の香りがふわっと立ち上がる


 
 
「長岡~生姜醤油ラーメン~」@ニュータッチ
 

香り立つ生姜がクセになる一杯

 

凄麺シリーズ最大の魅力であるノンフライ麺

中太の麺でツルッとして喉ごしが良い

コシがありつつ柔らかさもある

 

 

 

 

身体がポカポカ温まる“生姜”を効かせたラーメン

 

醤油のキレがありつつ塩味控えめ

生姜がしっかりと主張している

 

具材はシンプル

 

小ぶりのチャーシュー

生姜醤油にはネギ

シャキッと食感がいいメンマ

 

なんと言っても生姜に尽きる!

 

印象深い一杯になった

 

 

 

 
凄麺シリーズ!
 
 


念願の山形を発見!

2つ購入し今回は公式も推奨の冷やしラーメンに





中には後入れ液体スープにかやく、後入れかやく



「山形~鳥中華~」@ニュータッチ

麺を規定時間で茹でて湯を切る

液体スープに冷水を少し加えて冷たく調整


最後にトッピングを盛り付けて完成


具材の味付鶏肉も冷やすことでしっかり歯応え

海苔の香りがふわっと立ち揚げ玉が香ばしい





冷水で締めるのは省略


麺はひと口目からツルッとしてプリッという感覚

冷えても麺がだれず香りが逃げない


冷やしでも引き締まりしっかりした印象に





スープは鶏ガラと鰹・昆布の和風だしに醤油タレというバランスでそばつゆを思わせる旨味


冷やしでも出汁の旨味・醤油タレのキレが鮮明

脂っこさやくどさはほぼ皆無


冷やし状態では“和風ラーメン寄り”のスープが印象的

鳥中華らしい和風だしの甘みを感じられる


そばともラーメンとも違う…

細麺にあっさり優しいスープが絡んで美味しい