
山頂の桜。

初ろくろ。回しまくり。

花降りて

木の下道の明るむは暮れゆく春の名残なるらむ(謡曲ライターになりたい)
追記:
世阿弥先生のメソッド通り、この一首を種として妄想できる一曲は。
旅の僧が旅の途中で山越えにかかる。
麓の桜はもう散ってしまっているのに、上のほうにはまだ花が残っている、てな上歌。
花が舞い散る木の下でどれ一休み、と思っていると、風情ありげな尉と姥がやってくる。
花尽くしなど風流な掛け合いがあって、僧が一首を所望すると、尉が上の歌を捻る。
(春昏れるに日暮れを掛けているのでそろそろ日暮れであることがわかる)
いや~なかなかでんな~しかし、そもおたくさん何者でっか?と聞くと、
尉と姥は何やら謎めいたセリフを残してかき消すように消える。中入。
アイ里の者登場、土地の夫婦の神さんにまつわる謂れを語り、さっきの夫婦者は神さんの化身ちゃいまっか?
と言う。僧は、ではちょいとこの桜の下で待ってます、として後場。
後シテ登場、ツレと夫婦の神であることを告げ、土地と神さんの謂れを謡い、
何か目出度げな舞を舞って夫婦円満を寿ぐ。夜が明けて神は去り、僧は目覚める。
和歌語釈:
桜の花が舞い散って、木の下の道が花びらで明るくなっている。花が散るのは春が過ぎ行く名残であり、また、花びらで道が明るくなるということは日没が近づいてきたということ。あなたと楽しく語らった今日という日も暮れていくのだなぁ。(明るむ―暮れる:対比、日が暮れる―春が暮れる:掛詞)
演出イメージは、「花降りて」で視線が中空から「木の下道」と下がって下を見、「暮れ行く」とオモテを戻して遠くを見てシミジミする。
。。。誰かこういうアホな妄想にツッコミを入れてはくれまいか。