最近、切り花を飾っている。小さい花瓶に活けて、デスクの上に置いている。今はスイートピーだ。
昔は、切り花が嫌いだった。枯れるのがいやだったのだ。きれいなうちはいいが、数日で枯れてしまい、処分してしまわないといけない。そう思うだけで、心が暗くなる。なんだか残酷だ。
大学を卒業するとき、サークルの後輩から花束をもらったが、「すぐ引っ越してしまうから、部室に飾っておいて」と、受け取るのを拒否してしまった。それぐらい、苦手だった(今思うと、済まないことをした)。
最近、それが変わった。鉢植の花よりも、むしろ切り花がいい。数日しかもたない命だからこそ、いとおしい。今しか見られないから、見る。枯れたら捨てるわけだが、残酷だとは思わない。どうせ、鉢植えの木も自然の樹木も、そして我々人間も、有限の存在なのだ。花が一番美しい時を愛でてあげる。それだけで、花にとっては何よりの供養ではないか。
いずれは生け花もやってみたいなあ、なんて思う今日この頃です。