先日、20代のうちにしておくべきことなどという偉そうなテーマで文章を書いてしまったが、一つ大事なことを書き忘れていた。


・身体を鍛える


これをやっておくべきである。ヒマな人なら、別に体力は必要ない。適度に働き、遊び、よく眠ればそれでいい。でも、能力がある人、すべきことがある人は、必然的に限られた時間をやりくりしなければならないことになる。そんなとき必要なのが、体力だ。いくら賢くても、人格が優れていても、体力がなければ何もできない。いつか倒れてしまう。


仕事をしていて思うのは、「多少バカでも、無尽蔵の体力があるやつは一定の結果を出せる」ということだ。悔しいけど、そういうものなのである。健全な魂は健全な肉体に宿る、などと昔から言われるが、身体が弱っているときに強い心を持つのは確かに難しいものだ。身体が強い者は、必然的に心も弱りにくい。勝手な私見ではあるけれど、たとえば「やたら風邪ばかりひいている」「いつも肩凝りに悩まされている」という人で仕事ができる人は、一部のアーティスティックな分野を除けば、あまりいないようである。


身体の弱さを生まれつきの体質のせいにしてしまうのは容易だし、確かに身体的特徴は不平等なものである。しかし、芸術的な才能や知性と違い、肉体は鍛錬次第で確実に変化する。それを悪いまま放置するのは単なる怠惰だ。


僕は歳をとるにつれて、女性の顔立ちが好みかどうかがあまり気にならなくなり、スタイルや服装などをむしろよく見るようになった。それらはすべて後天的に彼女自身が選んだものであり、彼女の人格を最も端的に表すものだと思うからだ。まあ、これは余談だけれど。