座業は今に始まったことではない。ライターになったのは25歳のときだったし、その前もデスクワークの多い仕事をしていた。2006年~2008年にかけての好況時は、寝ずに働いたこともあった。


しかし、腰を痛めたのは今回が初めてである。


たとえば、ラジオ体操というものがある。一日家にこもって仕事をするときなどは、時々あれをやることにしているのだが、一回通してやるだけで、しんどくて息切れしてしまう。それほど腰のこわばりがすごいのだ。僕のラジオ体操を録画したら、さぞかし面白いだろう。


おまけに、また風邪をひいた。風邪を1シーズンに2回続けてひくなんて、これまた初めてのことだ。しかもこれは、栄養も運動も睡眠も、それなりに気遣った結果である。


最近、「東洋医学の考え方によると、男の身体は8年周期で変化する」という内容のテレビCMを見た。そういえば、たてつづけに体調を崩し始めたのは32歳の誕生日を迎える前後からだった気がする。


オーケー、認めよう。僕は身体が弱い。僕は老いつつある。


村上龍がどこかで書いていたが、問題点が明確にわかっているトラブルは、実はすでに8割がた解決している。なんだかよくわからないがうまくいかない、という曖昧なトラブルのほうが、よほどたちが悪いのだ。身体が弱いなら、鍛えればよい。仕事が多すぎるなら、減らせばよい。疲れがたまっているなら、疲れをとる方法を考えればよい。


ケガや病気は、自己管理を見直すチャンスだ。来年は風邪を引かない。新しい目標が一つできた。