俳句の季語に、

「山笑う」

という言葉があるそうだ。

木々が一斉に芽吹き始めた、

爽やかな山の風情を示す言葉なのだという。

無論、春の季語である。


言葉の魅力を活かすのも殺すのも、

要は組み合わせ次第なんだなあ、

と改めて思う。

こんなにも、「笑う」という当たり前の動詞が

面白く、表情豊かに響くものなのだ。

底抜けに華やいで、しかもおっとりとした、

素敵な言い回しだと思う。


ちなみに、他の季節に関しても、

「山○○」という形で山の風情を表現する

言葉がある。


直ちに答えを書いてしまってもいいのだが、

せっかくなのでどんな動詞が最も相応しいか、

各自で思いをめぐらしてみるのも一興かと思う。


そういうわけで、答え合わせはまた次回です。