先ほど、大阪に帰って来た。
結局、宮崎では観光らしい観光ができなかった。あえて言うならば昨日、長い日南海岸をバスから眺めたぐらいのものであるが、あいにくの雨のせいで、地元の人が口をそろえて賞賛した青い水平線を見ることはかなわなかったのである。
荒々しく打ち寄せる波のはるか彼方にぼんやりとかすんだ灰色の水平線も、それはそれなりに憂愁を誘うものがある。しかし、なんというか、そういうものを味わうのは観光とは少し違う気がする。
とはいえ、個人的にそういうのが嫌いでないのもまた、事実ではある。
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雨の海を見て詠める
傾いて見ゆは僻目(ひがめ)か水平線
我疑いて海べりをゆく
写真、撮っておけばよかったなあ。