<あらすじ>
インターネットの深淵部に紛れ込んだ高校生の加賀道夫。
怪しげなウェブサイトでネットゲームのキャラメイクのようなことをしていたら、何故か異世界に転移してしまった。
気がついたとき寝ていたのはどこかの田舎村だ。一見平和そうに見えた村だが、多数の盗賊が襲ってくる。
道夫は、キャラメイクで設定した武器を活用して、盗賊を撃退した。ここは、キャラメイクで設定した武器がスキルなどが実際に使える現実の世界だったのだ。
道夫は、獲得したスキルを有効に使い、有意義に生きていくことを決意する。道夫が転移した世界はまた、迷宮が存在し、魔物が徘徊する恐ろしい世界でもあった。道夫は魔物と戦い、迷宮に入って、自分がこの世界でも生きていけることを確認する。そんな道夫に、ロクサーヌという美少女が紹介された。地球ではお目にかかれないほどの美しい少女。ロクサーヌを手に入れるため、道夫の活躍が始まる。
<感想>
アニメにもなった作品ですね。(自分は未見)
いわゆる異世界転生モノですが、ややご都合主義とはいえ、主人公が無双するタイプの作品ではありません。
ミチオはゲームのような世界で試行錯誤を繰り返して目的(ロクサーヌを手に入れる)のために頑張ります。
おいおい、死にたかったんじゃなかったのかい?
チートな強さは(デュランダルがあるとはいえ)ないものの、世界に素早く溶け込む努力をして判断力もよく冷静なミチオ
・・・現実世界ではそういうところが逆に嫌われてイジメにあったんだろうなぁと感じます。
結果から言えば危ない橋を渡ってロクサーヌを手に入れたミチオ。
お楽しみは2巻からのようで、そっちの描写はどうなるのかも気になります^^;