今日は、春分の日。太陽の中心が春分点(黄経0度)に達し、地球上の昼と夜の長さがほぼ等しくなる日。この日、太陽は真東から昇って真西に沈み、夏至にかけて昼の時間が徐々に長くなって夜が短くなっていく。日本では「自然をたたえ、生物をいつくしむ日」として国民の祝日に。春彼岸の中日であることから墓参りなどが行なわれる。
東京・上野公園に上野動物園がオープンしたのは、1882(明治15)年のこの日のこと。日本初の本格的な近代動物園で、開園当時はクマ、サル、キツネ、タヌキ、水鳥など51種類の動物が飼育・展示された。現在は400種以上の動物がおり、世界三大珍獣と言われる「オカピ」「ジャイアントパンダ」「コビトカバ」も飼育・展示されている。
オランダ東インド会社が設立されたのは、1602年のこの日のこと。東インド地域での香辛料貿易を目的に設立されたもので、世界初の株式会社とされる。商業活動だけでなく、条約の締結権や軍隊の交戦権、植民地経営権など様々な特権が与えられ、欧州諸国では唯一、鎖国政策を取る日本と長崎・出島で交易を認められたことでも知られる。
世界初の実用的写真技法「ダゲレオタイプ」が発明されたのは、1839年のこの日のこと。フランスの写真家、ルイ・マンデ・ダゲールによる銀板写真法で、感光剤にヨウ化銀、定着剤に食塩と水銀を使用。長時間露光で銀板上に焼き付けたポジ画像がそのまま写真となるので焼き増しはできず、1回の撮影で1枚の写真しかできなかった。
1965(昭和40)年のこの日、ソ連(現・ロシア)が人類初の宇宙遊泳に成功。同日打ち上げられた有人宇宙船「ボスホート2号」に乗船した宇宙飛行士、アレクセイ・レオーノフ中佐が24分間の船外作業のうち10分間を宇宙遊泳。真空状態で宇宙服内の気圧が上がり過ぎて膨張し、船内に戻れなくなりかけるハプニングもあったという。
ダライ・ラマ14世がチベットからインドへ亡命したのは、1959(昭和34)年のこの日のこと。2歳の時にダライ・ラマ13世の転生と認定され、ジェツン・ジャンペル・ガワン・ロサン・イシ・テンジン・ギャツォと命名。亡命は、1956年に中国との間で勃発した「チベット動乱」を受けてのことで、その後、インドでチベット亡命政府を樹立した。
日本初の屋根付き全天候型球場「東京ドーム」が完成し、落成式が行なわれたのは、1988(昭和63)年のこの日のこと。東京・文京区の後楽園球場跡地に建設されたもので、グラウンド面積13000平方メートル、収容人数55000人、建設費は約350億円。ドームの屋根は、内部の気圧を外より0.3%高くし、その圧力差で支える仕組みになっている。
今日は、国立公園指定記念日。1934(昭和9)年のこの日、国立公園法(1931年制定)に基づき、内務省が日本初の国立公園を指定したことにちなんだ記念日。同法では国立公園の目的は、自然の風景地を保護し、かつその適正利用を図ることとされ、初の国立公園には、瀬戸内海、雲仙(現・雲仙天草)、霧島(現・霧島屋久)の3カ所が選ばれた。
今日は、靴の記念日。1870(明治3)年のこの日、佐倉藩出身の実業家・西村勝三が東京・築地入船町に日本初の西洋靴製造工場「伊勢勝造靴場」を開設したことにちなんだ記念日。当時の輸入軍靴が大き過ぎ、日本人の足に合う軍靴を作るために陸軍創始者・大村益次郎の提案により開設されたもので、その後、製革工場も作られた。
1970(昭和45)年のこの日、大阪・吹田の千里丘陵で日本万国博覧会が開幕。アジア初の万国博覧会で、メインテーマは「人類の進歩と調和」。万博始まって以来の規模となる77カ国と4つの国際機関が参加し、183日間の会期中、延べ約6421万人が訪れた。テーマ館の一部として作られた「太陽の塔」は、現在も万博記念公園のシンボルに。