なんか久々の実験記事ですね^ ^
まあ、だいぶ前の実験ですが(^◇^;)
今回はパーマで「ボリュームを出す」といいますが、その「ボリューム」てどうやって出るの⁇
という実験…
そりゃあ平巻きにしてアップステムにすればいいのさー!
…そりゃそうです(笑)
ただ、それが何故かということを少し深く考えてみたいと思い、実験しました。
が…この実験をやったときの画像がなくなっしまいまして、途中画像はありませんf^_^;
実験内容は
まずこのように
細かく塗り分けたいのでクリーム状の1剤を塗布。
今回、あえて右2つは地肌にも薬剤をつけました。( 理由はあとで…)
水洗して
ロッドを巻きます。
そしてクリープさせ、
普通に2液塗布。
当然、1剤を付けた部分にしかかからないワケで、
その違いを見て行きます。
まずこちら
右が根本から毛先全てに塗布した毛で
左が根本2cmのみです。
パーマとしては当然右側の方がしっかりかかってます。
しかし、次の写真
さっきのを横から見てみると高さの違いがあまり分かりません。
「ボリューム」という定義を「頭皮からの高さ」とするならば、
その高さは、根本だけ塗布の場合でも変わりませんでした。
根本だけで立ち上がる理由は
つまり
この状態が
こうなる
もっと細かくすると
ロッドの巻いた向きとは逆向きの曲がりが地肌から5mm以下くらいのところに出来てるワケです。
これにより強い立ち上がりがつくんですね( ̄▽ ̄)
でも実際のパーマでは地肌に薬剤をあまりつけない意識でやるりますが、実際にはついてしまいます。
ついたり、つかなかったりしてるワケでそのついた部分にはこの立ち上がりがついてしまうワケです。
つまり、1剤を付ける人の意識によっても多少変わってしまいます。
雑な人ほど、「意図しない立ち上がりがついてしまう」
コワイです(・_・;
1剤は丁寧に心を込めて付けたいものです。。。
つまりこの理屈のボリュームはコントロールが難しいのです。
じゃあ、何を意識するかというと、
次の写真
右が先程の地肌から2cmのみの塗布。
左が中間から毛先のみに塗布。
横から見ると
左の方がボリュームは出ていません。
いかに地肌から5mmの影響が強いかということが分かります。
でも左もボリュームは出ています。
こっちは地肌5mmの影響はゼロです。
じゃあなんなのかというと、
こちらは単純に髪が曲がったことによるボリューム。
つまり
曲がった毛がぶつかることによるボリュームなのです。
これはロッド径でコントロールが可能です。
逆にアップステムでもダウンステムでも関係のないボリュームです。(ボリュームの出始める位置は変わりますが)
さらにもうひとつのボリュームで意識することは、
毛束の上面と下面の、カールのつきはじめる位置のズレ。
これは、アップステムにして巻いたときほど、ズレるのでそのズレた毛の重なりによりボリュームが出やすくなります。
これはステムの上げ下げによるボリュームのコントロールが可能です。
…
うーん、言葉での説明って難しい(・_・;
結局、ボリューム出したいなら平巻きにしてアップステムにすればいいのさー!ということです(笑)
そんなに考える必要はあまり無かったのかもしれません(^◇^;)
でも説明出来ないと納得出来ないB型ですので(また出たw)
まあ、なんでこんな記事を書いたかと言うと、
僕は結構テキトーですよ(笑)と言うことが多く
最近、ちょっと髪の説明をさせてもらうと「意外と考えてるんですねー」
というお客様の声が多く、本当にテキトーに感覚でやってると思われても困るので、
実はこんな細かいことをちょっとは考えてやってるんですよー、という主張です(笑)
ちょっとは信頼度が上がったかな⁇(^◇^;)