塾の男の子
国語を教えているのだが如何せん難しい
国語の一番の策は本人が本を読む事だと考える
しかし、本人には読む気が無く、なかなか読解力も作文力、創造力がつかない
ただただ、問題をといては同じ間違いをおかしていた
今日気がついた事は彼に「創造力」以上に「想像力」が無いことだ
物語文を読んでも文章としてでしか捉えることが出来ず、絵としてイメージ出来ないのである
まずはそこからだと気が付いたのが今日の授業。
しかし本人には本を読む気がない
そこで閃いた
彼は鉄道オタクであるので、電車関連の本なら読むんではなかろうか
電車に関する本、物語文でなくても説明文、パンプレット、言ってしまえば専門書でも構わない
それら文章を読むという機会を通じて文に慣れ、そこから得られる事を頭の中でイメージ、また整理する事が出来れば
今よりかは進歩するのではないか
彼に聞いてみた
「N700系の本とか読みたい?」
彼は目を輝かせて
「うん!」
と言った
ご両親への報告書にも本を与えてみる事を提案し
私も個人的に何かあれば買ってやろうと思った
彼の国語に対して暗雲しか無かったが、ついに活路が見い出せた!
これからが本番だ!
と思った矢先彼は帰省するとかなんかで次に会うのは8月下旬である
あと何か元カノ様が明日遊びたいと言い出して
淡路に行きたいとか言い出して
台風来てるで?って言ったら
「しらんかった!」
とか言い出して
「じゃぁキャンプしようキャンプ!鮎とかも釣ろう!場所はなぁ調べてんー○○狩り場!どう?良さそうじゃない?
場所?場所はちょっと分からんねんけどめっちゃ釣れそうじゃない?笑
え、遠いん?ほんなら○○場は?場所は分からんねんけど・・・あっでもここ・・・あっ何でもないで
でもなーここちょっと料金が高いねん。やからなぁどうしようかなって思ってるんやけど
でもここ良さそうじゃない?うん良いって!あ、ごめんここ定休日やわ。
ってかそもそもトモ魚食べられへんよな?ほんならフルーツ食べに行こ!
食べ放題は8月2日から?でも楽しそうやし行って買い物してブラブラしよ」
え・・・あ・・・うん
「え・・・なんで落ち込むん・・・」
魚は食べれるし食べられへんのに果実園に行く意味が分からないし買い物はいつでも出来るよ
そもそも決まってないのに話し合うから決まらんねんて
ちゃんとお互い考えて決めてから話そう?
「・・・はい!」
うん じゃぁまたね
「はい!決めました!」
え
「だからぁ 鮎とか今しか釣れないからぁ先にそれ行って、ブラブラして、帰るってどう?」
鮎の釣るところは・・・今検索してる・・・大阪・・・奈良・・・兵庫・・・?あ、これかな・・・40分くらいで着く所」
朝から食べんの鮎?
「お昼やけど?」
でも10時集合で40分で着くんやろ、朝飯の時間やん
「そうやな・・・だからぁ そこは買い物とかしたり、逆に違う鮎釣りに行くとかにせん?どうする?」
だから決まってから話そうって言ったやん・・・
「ごめん・・・」
俺が明日のこと考えるから、良い?
「うん、ごめん・・・」
ええよ。それじゃぁ鮎と観光な
「うん、あとキャンプとかBBQしたい」
無理です
「え」
なんで文面にしたら多少萌えるのに現実は...