一昨日坊主①で坊主の女性が素敵だと思うと書きました。けれど私自身が坊主になった時、以前より素敵になった気はしませんでした。外出する時はたいていいつも帽子を被って出かけていました。

 

 

で、これって何故なんでしょう?と改めて考えてみます。私が坊主にするという行動をとったことで、抜毛症と自信って別物だということに気づくことができたのだと思います。

 

 

 

私の自分の容姿に対する自信のなさは自分が禿げていることからきていると、長い間信じていました。でも、坊主にして髪の毛が濃い薄いというファクターが私の容姿から一時的に無くなっても、自己肯定感がその間だけ上がるということはありませんでした。ウィッグをつけてもそれは同じでした。

 

 

 

 

気づくのに時間がかかってしまいましたが、ここに来てようやくわかったことは抜毛は私の心の問題のスケープゴートだったということです。「抜毛症だから…」これを色々なことの理由にして自分を納得させていましたが、自分に自信の持てない本当の理由、私が悲しい本当の理由は抜毛ではないところにありました。けれどそれを直視することを避けるために無意識に抜毛症にばかり目を向けて根本的な問題に目を向けていませんでした。

 

 

ではその根本的な問題というのは何なのか?というと、これを見つけて解決することは一筋縄ではいかないかもしれません。
 

 

どこから始めたらいいかわからない方、抜毛で苦しんでいる方、まず自分に優しくすることを考えてみてください。

 

 

自分を愛していたわってあげてください。自分に優しく人に優しくです。

 

 

自分を労わる。私の場合、これが30年近い抜毛症歴の中でようやく腑に落ちた改善への第一歩でした。