ウチのカミさん、結構トボけているが臭覚、聴覚はかなり優れていると思っていた。
今朝も二階から大きな声をかけて来た。
「おとーさん、パンが焦げてるわよ〜〜〜」
トースターにパンを入れて焼けるまでの時間を有効に使おうと、風呂の掃除を始めて
うっかりパンの事を忘れていたmoai氏は慌ててキッチンに戻った。
なるほど、トースト2枚、見事に真っ黒に焦げていた。。
昼過ぎ、ダイニングテーブルに肘をついて朝刊を読んでいたら、カミさんが
「あら、救急車!どこかしら?」
「ん?音は聞こえなかったけど?」
「何言ってるのよ、近いわよ〜」とサンダルを突っかけて外に出て行った。
たとえ聞こえても、うちの前を通り過ぎただけだろ、と思いつつmoai氏も出てみると・・
なんと我が家の二軒先の玄関前に赤色ランプを回転させて救急車が止まっていた。
「キミはすごい感覚を持ってるんだな〜」と感心すると「おとーさんが鈍いだけ!」と
一蹴された。
「パンだって、あれほど焦がしたら向こう三軒両隣匂うだろうし、二軒先に救急車が
来れば誰だってわかるわよ。
もしもガス漏れで発火して、消防車がうちの前まで来てもおとーさん、わからないかもね」
・・・・だそうだ。
言い返す術もない。