ポケモンセンターの外はさっき以上にすごい人だかりだった。

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やはり誰もが皆ポケモンセンタートウキョーのグランドフィナーレを見守ろうと思っていたのだろう。


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『ポケモンセンタートウキョーが閉店するだけにすごい人だかりね。特にイベントみたいな事もないのにすごいわ。』

それだけトウキョーへの愛着と存在価値があったってわけなんだね。

私ももちろんそうだけど。



そして18時。

店の前にいる人だかりのカウントダウンと共にポケモンセンタートウキョーは閉店時間となった。

こうしてポケモンセンタートウキョーは7年の歴史に幕を下ろしたのだった。

閉店してしばらくしても人だかりは散り散りにならないどころか、買い物を終えて店から出てきた人達まで集まってさらにたくさんの人だかりになっていった。

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『すごーい!ポケモンセンターが閉まった後も全然人が離れないわ。さっきよりも増えてない?』

ちなみにこの時のフォッコちゃんは私の頭の上に乗っかっていた。



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閉店からしばらくして、最後の来客が出たのを最後に入り口と出口が閉まり、そこにカーテンがかけられた。

このカーテンは、ポケモンセンタートウキョーの幕を象徴しているようだった。

その後、ポケモンセンターのスタッフのお兄さんとお姉さん達が現れ、ポケモンセンタートウキョー閉店に対するコメントとポケモンセンターメガトウキョーに対するコメントを話して、ポケモンセンタートウキョーは閉店したのだった。

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閉店後もしばらく人だかりはその場にとどまり、閉店後のトウキョーの撮影を続けていた。

もちろん私もその一人である。





それからさらにしばらくして、撮影の目的を果たしたのが大部分になったのか、たくさんいた人だかりはようやく散り散りにその場から離れていった。

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閉店後のポケモンセンター。

以前は、世代交代の時に似たような光景に会ったが、今回はここの閉店というまた一つの区切りとしてこの光景を見る事となった。

ポケモンの世代交代と共に、ポケモンセンタートウキョーもまた一つ新たな区切りを迎えたのだった。

この区切りは、ポケモンの世代と共に新たなスタートを切る第一歩である。





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『…とうとう閉まっちゃったわね…あたしとあなたが出会った時もこのポケモンセンターだっただけにあたしも寂しいわ…』

そうだね。

私もここで色んな出会いがあり、色んな始まりがあったから、私も寂しいと思うよ。

その出会いの一つが君だったよね。

『そうね。昨年の今頃辺りからだったかしら?あなたがようやくあたし達の世代に関わるようになったのって?』

そうだったね。

まだゲーム本編は買ってなかったんだけど、君達の世代の事はそれなりに関わるようにはなってたからね。

ちなみに、ポケモンセンターがここに来たのも、ちょうどポケモンの世代交代があってから1年経った時の事だったんだよ。(ダイヤモンド・パールになった翌年に浜松町に移った)

『そうだったの…すごい奇遇な事だったのね。』








ディアちゃんの映画で、ゼルネアス様が言ってたよね。

『これは誕生の兆し…そして希望のはじまりなのです』

一つの終わりは、その存在の全ての終わりじゃなく、その存在における新たな始まり。

ポケモンセンタートウキョーの閉店もゼルネアス様が言っていた事の一つなんだと私は思うんだ。

トウキョーは終わったけど、それはトウキョーが『メガトウキョー』という新たな始まりになるための一歩でもある。

次はメガトウキョーとしてまた会おうね。








山手線に乗り、私とフォッコちゃんは帰路に着いた。

山手線の窓からは、閉店になった後も明るさを保ったまま今なおたくさんの人達がいるポケモンセンタートウキョーの姿が見えていた。






ポケモンセンター…浜松町…






お別れニャン!

たとえポケモンセンターがなくなっても、私はまた誼を作って浜松町に行くから!!

浜松町、ポケモンセンター、さよならニャン!

さよならニャーン!!…






ポケモンセンタートウキョーでの日々と新たな始まりを思いながら私とフォッコちゃんは浜松町を後にしたのだった。