今年度もあと2日。

私にとっては2009年以来の様々な印象が残る1年だったと言える。

その印象についてはまた後ほど。



今年度最後の勤務を終えてひとまず私は帰宅した。

私がこうして年末年始にオフになれる背景には、私の代わりに仕方なく働いてくれる人がいるからだという事を私は今まで以上に痛感した。

クリスマス同様、年末年始も過ごせる人は全ての人ではない。

そうであったら、今頃開いている店はないのだから。

ポケモンセンターとかもそうだったに違いない。

…マァ、他のと比べたらまだいい方なんだろうなぁ…





起きてみると、外は帰宅した時以上に雨が降っていた。

乾燥時期で降水量が低いはずなのになんなのこの容赦ない降り方は…?

マァ、雪になれとは言わない。

雪だともっとヤヴァい事になるだろうから。



午後になり、私は傘を持たないまま出発した。

雨は電車が止まるほど容赦なく降り続いている。



総武線快速に乗り、私はある駅で降りた。

降りた駅は、ゆかりの地、錦糸町。

今年度はそのゆかりがさらに大きく、そして不朽のものとなったとも言えるひそかな都会町だ。

駅を出た後、私は真っ先に目的地に向かった。



歩くにつれて雨はさらに勢いを増していった。

傘もささず、ジャンバーだけが防寒の役割を果たしている私に寒く冷たい雨が容赦なく打ち付ける。

私自身、もうどこがびしょ濡れなのかわからないほどだった。

冬の時期のびしょ濡れは普通の時期よりも堪えるなぁ…

犬のように顔をふれば水滴が飛び散るほどびしょ濡れになっているのだけはわかった。

おそらく雨よけをする場所にたどり着いたら私がどれほどびしょ濡れなのかが身をもってわかるに違いない。

ここまで来てバケツの水をかぶったくらいびしょ濡れ確定となった以上、今更引き返すわけにはいかない。

いつもならたいした距離じゃないと思える道のりも、今日ばかりは小岩を丸一日散歩した時以上に長い距離のような気がしてならなかった。

物事の規模っていうのは、数字じゃなくてその時の気持ち次第なんだよね…





一応以前にもこんな中で目的地に向かった事があるから体調を崩さなければ何とかなるとは思う。



容赦なく打ち付ける雨の中、私は体を引きずるように目的地を目指した。





目的地は出発した時から既に見えていた。

錦糸町からだとそれなりに近いようにも思えるが、環境によってはそうでもない。

『メルト』でいう『近くて遠い』という感じというべきかな…

…会えないわけじゃないからそうでもないよね。(ましてやこれから会うんだから)

ようやく私は目的地に到着した。



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2012年の象徴、東京スカイツリー。

今年度はここへの訪問なしには終われない。

光音ナオの激唱 ~SONG OF MELOETTA~-DVC00034.jpg

開業当日を想起させるような雨の中でも、スカイツリーはそれに負けない輝きである。



開業して初のイルミネーションシーズンの中、スカイツリー内はたくさんのイルミネーションでいっぱいだった。

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フォトでは伝わらないのだが、この階段のイルミネーションは光りながら動いているのである。

階段に動くイルミネーションとはとても斬新な発想である。

他にもたくさんのイルミネーションがあったのだが、天候の理由もあり、この階段イルミネーションしか撮影出来なかった。

マァ、一応1月中までやってるから、そう慌てる事はないだろう。



何気に今回はビクティニと一緒に訪問していた。

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『やっぱりスカイツリーってすごく大きいよね~。大地の剣とどっちが大きいかな?』

確かにね。

それを踏まえると、スカイツリーは『空の剣』になったりして?

『あはは、うまい事言ったね。』

ビクティニとは何気に隅田川の花火大会の時にスカイツリーを訪問していた。

その時は、花火大会に来ていた子供がビクティニに反応していたのを今も覚えている。





スカイツリーは、場所一つ一つが印象深いものだが、私にとってのスカイツリーの1番の印象はこの場所である。

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1番奥にある座り場所が私の言う場所。

6月28日、私はここであるポケモンの魅力に目覚めたのである。

その日の事はブログだけでは残し切れないほどのものだった。

『そうなるくらいすごい事だったの?』

そうだよ。

君に例えるなら、有楽町とお台場だね。

君の事をあらためて好きになったのもそこだったからね。

ちなみにミジュマルでは、六本木がそこに当たる。



『星の王子様』を彷彿させるその場所への印象というのは、見えなくても見えるもの以上に私に魅力を感じさせるものだ。

あの日以降、私はあの場所を『メロエッタさんの聖地』と名付けた。

スカイツリーを前にメロエッタさんのあのシーンを直に堪能するという最強の布陣…

それもメロエッタさんの魅力を引き立てるものになったと言えよう。



映画が終わっても、そして…

…例えどんなに時が経とうとも、これからもメロエッタさんの魅力は忘れないよ…

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寒く冷たい雨の中、私とビクティニはスカイツリーを後にした。

雨は錦糸町駅から出発した時と変わらない勢いで降り続いていた。

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スカイツリーの輝きは、強く降る雨さえもイルミネーションにするように綺麗だった。

本当の魅力は、どんなものでも魅力的なものに変える。

スカイツリーの魅力もその一つなのかもしれない。



収まる事なく打ち付ける雨の中、私は錦糸町駅を目指して一人歩いていった。