離郷当日。

私は、出発の準備をしたり今のうちにできる事をしたりして過ごしていた。

今年度は、市川に戻った後に安心した過ごし方を送る事はできるのかな…

ただそればかりが気掛かりだった。

今年度の冬は、ただ過ごすだけで終わるわけにはいかない。

今までの事を今まで以上に背負った中で、それを取り戻さなくてはならないのだから…



午前中は、しばらくの間畑の草取りをしていた。

私以外に草取りができる人が自宅にはいない。

そのために畑は、いつの間にか雑草だらけになっていた。

これでは、作物が大きく育たない。

というわけで、今のうちにできる事の一つとして草取りも始めた。

次回は、3週間後というわけで、ひとまず作物のある場所をメインに草取りをした。

周囲にはまだたくさんの雑草が生い茂っている。

今まで全くやらなかった分のヤキというわけなのだろう。

それは私自身の様々な物事に対しても同じ事だ…

今年度は、もう一つの草取りをやり遂げなくてはならない…

様々な理由で生き地獄の中にいる私には、それだけが今のなすべき使命であり、その環境の攻略手段なのだから…





午後は、公務員試験の勉強をやった。

そのためにする事は、望んでいた通り環境と共に今私のもとにある。

市川に戻った時のエンジンとしてできる限りの助走は今のうちにつけておく。

戦いは、ここにいようが市川にいようが既に始まっているのだから…

外は冬真っ只中とは思えない明るい青空が広がっている。





夕方になり、私は出発の支度をした。

今までみたいな生き地獄は、ここにはない。

それをこれからも続ける事はできるかが私のこれからを左右するのは言うまでもない。

今のひそかなアウェー感、空虚や寂しさ…

それは私が進路を確保する事でのみなくす事ができるはずだ。

2011年がそういう年だったならば、2012年は必ず…





辺りもすっかり夜になった時、私は自宅を発った。

今までとは違う市川での日々にする事はできるだろうか…

それは私次第だ。





17時57分、私を乗せた電車は昨日行った場所を目指して故郷の駅を出発した。





これからの私を待っている日々は、より良い日々になってくれるかな…